川崎市の『こころの電話相談』日常生活や仕事で感じる不安や悩み、ストレスについて、ご相談を受け付けています

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川崎市の『こころの電話相談』日常生活や仕事で感じる不安や悩み、ストレスについて、ご相談を受け付けています

 日常生活や仕事などで感じる不安や悩み、ストレスなどを身近に相談できる、川崎市の「こころの電話相談」。平日・土日祝日(9時~21時)に加え、年末年始(12月29日~1月3日)も9時~17時まで受付、いつでも相談できる環境があります。

  • 「こころの電話相談」の連絡先はこちら

044・246・6742  

◎川崎市在住・在勤・在学の人対象、匿名での相談も可
◎平日・土日祝は9時~21時、12月29日~1月3日は9時~17時

悩みを感じることはごく自然なこと

 日常生活や仕事などで、不安や悩みを感じることは、ごく普通で自然なことです。こころや体にかかる外部からの刺激をストレッサーと言い、ストレッサーに適応しようとして、こころや体に生じた様々な反応をストレス反応と言います。日常の中の様々な出来事がストレスになるのです。

 特に最近は、新型コロナウイルスや円安・物価高などが、市民生活に大きな影響を与えています。気分が落ち込んだり、無力感や絶望感にとらわれたり、孤立感がつのったり…。生活苦や心身の不調などで、ストレスを感じている人は少なくないようです。 

その変化はストレスのサインかも…

 ストレスを受けている状態では、何かしらストレスサインが出ているものです。気づかないままストレスを受け続けると、さらに体調を崩してしまうことも…。自分のストレスサインを知り、そのサインが出ていないかどうか、時々、自分の状態を振り返ることが大切です。

 自分のストレスに気づけるようになると、休息を取る、気分転換をするなどのセルフケアが早めに取れるようになってきます

《こころのサイン》

  • 不安や緊張が高まって、イライラしたり怒りっぽくなる
  • ちょっとしたことで驚いたり、急に泣き出したりする
  • 気分が落ち込んで、やる気がなくなる
  • 人づきあいが面倒になって避けるようになる

《からだのサイン》

  • 肩こりや頭痛、腹痛、腰痛などの体の痛みが出てくる
  • 寝つきが悪くなったり、夜中や朝方に目が覚める
  • 食欲がなくなったり食べられなくなったり、逆に食べ過ぎてしまう
  • 下痢したり、便秘しやすくなる
  • めまいや耳鳴りがする

こころと体のセルフケアを

 セルフケアとは、自分の出来る範囲でストレスに対処していくことです。セルフケアは、体はもちろん、こころが疲れたときにも有効で、早めにやると効果的と言われています。ストレスを感じたとき、体調が優れないとき、自分なりのセルフケアの方法を持っていることが大切です。

 セルフケアの方法は人それぞれなので、無理なく出来ることを試しながら、自分なりのやり方を見つけてみてはどうでしょうか。

《セルフケアの例》

  • 散歩やランニングで体を動かすこと
  • 音楽を聴いたり、本を読むこと
  • 呼吸法を試したり、瞑想すること
  • 誰かに話を聴いてもらうこと

身近な人や大切な人のサインに気づいたら…

 ストレスが重なっているとき、物事が思い通りに進まないときなど、誰でも体調を崩すことがあります。身近な人や大切な人のそんなサインに気づいたら、声をかけ、話を聴いてあげること。また、必要に応じて、相談窓口や支援につなげることや、見守ることも大切だといいます。

 こうした役割を担う人を「ゲートキーパー」と呼びます。ゲートキーパーは医療や福祉の専門家だけが担うものではありません。周囲の一人ひとりがゲートキーパーの意識を持ち、それぞれの立場で出来ることから、進んで行動を起こしていくことが重要になります。

《ゲートキーパーの役割》

  • 気づく…「いつもと様子が違う」ことに気づくことが大切。疲れているだけでなく、イライラしていたり、一人になりたがることもサインの一つ。
  • 声をかける…「いつもと様子が違う」ことに気づいたら、まず声をかけてみる。「ひどく疲れているようだけど、どうしたの」「最近イライラすることが多いけど、何かあったの」など。
  • 話を聴く…悩んでいる人の話にじっくりと耳を傾けることが大切。最初から問題解決の方法を提案する必要はなく、専門的なことが分からなくても、話を聴くこと自体が支援になる。
  • つなぐ…悩んでいる人が抱えていることに、自分だけでは対応できないと思ったら、相談機関やその人が信頼できる人などに協力を求め、力を合わせて支援する。
  • 見守る…心配していること、今後も相談に乗る気持ちがあることを伝え、継続的に見守ることが大切。

国や川崎市の取り組み

 こころの健康は誰もが生きていく上で必要不可欠なもの。日本では1998年に全国の自殺者が急増し、3万人を超え、社会問題となりました。2006年に国が自殺対策基本法を制定し、自殺対策の具体的な方向性を自殺総合対策大綱としてまとめ、国を挙げて取り組みを進め、ようやく急増前の水準になってきています。  

 川崎市でも、「川崎市自殺対策の推進に関する条例」を2013年に制定し、「川崎市自殺対策総合推進計画」に基づき、連携体制等の整備や自殺の実態分析、普及啓発、人材育成、相談窓口の運営や連携などに取り組んでいます。

 川崎市健康福祉局の担当者は「川崎市ホームページでは、相談窓口から川崎市の取り組みまでまとめています。ぜひご覧ください」と話しています。

  • 「こころの電話相談」の連絡先はこちら

044・246・6742  

◎川崎市在住・在勤・在学の人対象、匿名での相談も可
◎平日・土日祝は9時~21時、12月29日~1月3日は9時~17時

住所

神奈川県川崎市

問い合わせ

川崎市健康福祉局

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公開日:2022-12-23

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