日本トップ選手育成から健康づくりやレジャーまで、幅広い目的でスカッシュが楽しめるスポットとは?北新横浜駅徒歩1分の「ヨコハマスカッシュスタジアムSQ-CUBE(エスキューブ)」に集まる人に話を聞いてみました!
<目次>
北新横浜にスカッシュの聖地
体験レッスン
社会人(会社員)
ジュニアクラス
昼間のクラス
海外試合
北新横浜にスカッシュの聖地。4面スカッシュ専用コートは全国でも希少
横浜市港北区新羽町の北新横浜駅すぐの地に、2007年、スカッシュ専門施設「ヨコハマスカッシュスタジアムSQ-CUBE(エスキューブ)」がオープンして15年がたちます。
コロナ禍を耐え、今年2023年に入って、以前に近い形で体験レッスンに来館する人が増えてきていると話すのは、代表の渡辺祥広さん。
- ポイント 「子どもから大人まで、毎月50人ほどの人が、体験に来られています。インターネットから希望の日時を簡単に予約できること、また、初回無料で、ラケットやボール、シューズなどはお貸ししているので、気軽に体験できるところがその要因かもしれません」
「はじめてスカッシュ(スカッシュ体験)」予約はこちらから
スカッシュ専門コートが4面もある施設は、全国でも希少。渡辺キャプテンは、元日本代表選手。全日本スカッシュ選手権で5連覇含む通算7回優勝を達成し、現役選手を退いた後、後進の育成や日本でのスカッシュ競技の更なる浸透を目指し、エスキューブをオープンしたといいます。
その後エスキューブからは、現在の全日本選手権でのトップ選手を輩出。選手を目指す子どもたちを育成し、海外での試合にも積極的に送り出すなど、スカッシュ競技に関わる人ならば知らない人はいない「聖地」なのです。
もちろん社会人で趣味として通う人たちも多いといいます。
スクールは以下のように分かれて、自分の希望時間帯で通うシステムです。
●スカッシュを始めたい方(主に初心者)/はじめてスカッシュ
●プロ選手を目指す(ジュニア選手)/プレ育成クラス・育成クラス
●社会人クラス/初心者クラス・初級クラス・初中級クラス・中級クラス・中上級クラス
コートの面貸しも、30分単位でネットから予約OK
特筆すべきは30分単位でコートをネットから予約できるため、レジャーとしてスカッシュを楽しむ家族連れなども多いこと。「ラケットやボールもレンタルできますし、ボウリングや卓球のように、気軽に体を動かしたい人も、スカッシュを楽しむことができます。しかもコーチも常駐しているので、プレーがうまくいかない時、すぐに相談にのってもらえます」(渡辺キャプテン)。
その時間帯に来ているメンバーがいつの間にか、仲良くなる
この施設の大きな特徴が、同じ時間帯でプレーする人たちが、〝いつの間にか仲良くなっている〟ということ。
- ポイント 「以前はテニススクールに通っていたが、こんな場所は他にないと思う」とは、平日昼間のクラスに通う主婦のメンバー。夜間クラスに通う社会人メンバーも、「最初は顔見知りでなくても、『一緒にプレーしませんか』と誘い合ってスカッシュを楽しむのがこの施設の常識」と話してくれました。
体験レッスンは、日本のトップ選手が優しくレクチャー
早速スカッシュを体験してみることになり、今回の体験レッスンは、日本女子スカッシュのトップランカー、松澤彩香さん(SQ-CUBE PEO)が担当してくれました。松澤さんは、コーチ兼選手として同施設で活動しています。
- ポイント 体験当日は、動きやすいスポーツウェアと飲み物・タオルだけ持参すれば、シューズ・ラケット・ボールは貸してもらえて、とても便利。別棟にあるロッカールームも広くて清潔です。体験料は初回無料(シューズレンタルのみ220円)。2回目は1人1100円(税込)です。
動画でスカッシュを見たことはあっても体験するのは初めて。想像よりも球が弾まず、始めのうちは空振りばかり・・・・。私自身、学生時代から卓球をしており、気を抜くとすぐにドライブ回転をかけるようなラケットの振り方になってしまいましたが、松澤コーチによるラケットの持ち方や振り方などの丁寧な指導で、なんとか球を前の壁に打ち返せるようになりました!
打ちやすいコースに松澤コーチが球を打ってくれるため、徐々に返球できるようになり、慣れてくると、球を手前や奥の方に落としたり、サイドの壁に当てて返球したり、前後左右の動きを組み合わせた球に反応できるようにもなって、スカッシュの競技らしい、「体だけでなく頭も使う」体験ができ、なんだかワクワクしてきました!
打ち返せるようになると、もちろん楽しくなりますが、スカッシュを楽しく感じる理由は、松澤コーチの人柄や指導の仕方にも。
手前に落ちる軌道の時は「前ー!前ー!」と、上手に返球できると「ナイス!」と、声をかけてくれ、コーチの明るく元気な人柄が、こちらの気持ちを盛り上げてくれます。
- ポイント 体験の最後には、試合形式でプレー。スコアのカウントはせず、サーブを出す位置を試合と同じようにしたラリー。なかなか狙った位置にサーブが届かず難しかったですが、上手くできた時の喜びは忘れられません!スカッシュにハマる人の気持ちがよくわかりました。
社会人(会社員)メンバーは主に夜間クラスでプレー
スカッシュが好きな人が集まってくる。だから皆、仲が良い
社会人の会員メンバーは、主に平日夜のクラスでプレーしています。同施設に通うようになったきっかけは、さまざま。「転勤で職場が港北区になり、それまでもスポーツはやっていたが、近くにエスキューブがあったので、体験したらハマってしまった」「子どものスカッシュ体験についていったら、自分もやりたくなった」などなど。
- ポイント スカッシュの好きなところを聞くと、「テニスなどよりラリーが続きやすく、短時間で運動量も多くなるのがよい」「初めてでもラリーが続けやすい競技」と話してくれました。また、通っている人皆、スカッシュが好きなので話も合い、自然と仲良くなるといいます。
最初は知り合いがいなくても、自然と誘い合ってコートに入って楽しむようになるので大丈夫とのこと。
ジュニアクラスは、切磋琢磨。伸び盛りの子らが和気あいあい
全日本ジュニア優勝経験者も数多く所属
ジュニアクラスの指導は、松澤コーチによれば、「それまでやっていたスポーツを聞いて、それに合わせて教えています。野球経験者なら、バッティングの動きに例え、体重移動のやり方などを教えるなど。また、どのあたりで空振りするか、振り方のクセを見て、ラケットにボールを当てる成功体験が大事になってきます」。
- ポイント 年長から小学生の中学年前後の児童が多く、テニス経験者や、親・兄弟姉妹が経験者で、勧められて始める子も多いのだとか。付き添いで来ているお母さんたちに話を聞いてみると、「小柄でも大丈夫なスポーツ」「テニスで伸び悩んで、色々探してたどり着いた」などの声も聞こえてきます。
エスキューブは全日本選手権の会場でもあり、ジュニアクラスには各年代の優勝者が多数いるんです!そんな切磋琢磨できる環境もあり、皆、モチベーション高く、通っているとのこと。
昼間のクラスでプレーするのは、主婦やミドルエイジ・シニアなど
- 「事務職でこれまで30年、運動はやってなかったけれど、仕事を変えてから時間ができて体を動かしたい、とスカッシュを始めました」
- 「学生時代もスポーツはやっておらず、体育も嫌い。30歳過ぎてからスカッシュをはじめましたが、そんな自分でも続けてこられました」
- 「50歳過ぎてからスポーツを始めました。テニス仲間に誘われて、最初は単発のレッスンを受けていましたが、コロナ禍でもこの施設は営業していて、ストレス解消になって助かって…。そこから会員になりました」
運動が元から得意!という人が少ないのが、昼間のクラスの特徴かもしれません。でも、皆さんとてもスカッシュが好き。「70代のメンバーがいたり、老若男女できるスポーツ」と渡辺キャプテン。
「渡辺キャプテンをはじめとして、コーチ・スタッフがとてもフレンドリーなのが楽しい」というのも、皆さんの一致した意見でした!
海外で試合に出ている会員をリアルタイムで応援
練習中に行われていた、マレーシアで開催されている国際試合に、普段一緒にプレーする仲間が出ており、皆で食い入るように、ネット上でリアルタイム配信されている試合を見て応援している場面も。
その試合は最後に勝利!海のこちら側で皆で喜ぶ姿に、この施設のすべてが詰まっている気がしました。