相模原北公園(下九沢2368の1)の梅園で梅が咲き始めている。
1月13日には、素芯蝋梅(ソシンロウバイ)が見頃を迎えており、足を止める来園者の姿も見られた。この日はその他にも、八重関守(ヤエセキモリ)、鄙の都(ヒナノミヤコ)、虎の尾(トラノオ)、紅冬至(コウトウジ)などが花開いていた。
同園には約100品種、約100本の梅が植えられている。毎年、3月中頃まで、梅の香りが漂い来園者を楽しませる。同園の担当者は「今年の開花時期はほぼ平年並み。梅は品種によって咲く時期が異なるので、それぞれに見頃がある。これからの天候によっては前後することもあるが、たくさんの品種が見られるのは2月中旬頃になるのではないか」と予測する。
さらに、「北公園の梅は、品種の数では水戸の偕楽園にも劣らない。この時期は何度か足を運んでもらえれば、その都度、いろいろな梅の花を楽しめると思う」と話している。