市役所本庁舎1階本館ロビーに2月22日(水)まで、漫画『#神奈川に住んでるエルフ』の作者・鎧田(よろいだ)氏が描き下ろしたイラストや単行本が展示されている。
同作品は、神奈川の「地域あるある」を織り交ぜたファンタジーコメディ。「エルフ」とは精霊や妖精のような架空の種族で、作中に「横浜のエルフ」や「横須賀のエルフ」など、各地の特色を表す個性豊かなキャラクターが多数登場することで注目を集めている。
SNSでつながり
鎧田氏と市観光・シティプロモーション課は、SNSでのつながりをきっかけに取材を行うなど親交を深めてきた。昨年11月に市のマスコットキャラクター「さがみん」のツイッターアカウントが一時停止を受けた際には、鎧田氏が「イーロンマスクに命乞いした日本初のゆるキャラ」とジョークを交えた漫画を投稿し話題となった。
市の特色も紹介
会場には「相模原のエルフ」と「さがみん」が描かれた長尺のポスターや単行本のほか、市のPR冊子や「さがみはら津久井産材」製品カタログ、「つくいのき」ステッカーなども展示されており、漫画の内容だけでなく市の特色も紹介する内容となっている。
会場を1日に訪れた鎧田氏は相模原の印象を「緑豊かでこれからリニアも通る。政令指定都市でもあり、もっと前に出ていいと思う」と話し、「地域の特色を盛り込んだ作品を楽しんでもらえたら」と呼びかけた。