明治から⼤正にかけ、⼥⼦教育や⼥性解放運動に⽣涯を捧げた一人の女性に焦点を当てた映画「われ弱ければ 矢嶋楫子(かじこ)伝」の上映会が2月16日(木)、いちょうホール (本町)で行われる。午後2時開演。
ときは1833年、男尊⼥卑の社会のさなかに現在の熊本県に生まれた⽮嶋楫⼦。武⼠であった夫の酒乱の酷さに命の危機を感じ、離縁。上京して⼩学校の教員になった楫⼦は、アメリカ⼈の宣教師から勧められ、現在もある⼥⼦学院の院⻑に。その後⼀夫⼀婦制や婦⼈参政権、廃娼運動など多くの活動に関わり、90歳のときにはアメリカで世界平和を強く訴えた。三浦綾子原作、山田火砂子監督。常盤貴子が主演を務める。
戦後70年平和祈念映画「望郷の鐘 満蒙開拓団の落日」も同日上映
この映画の他、内藤剛志主演の、戦後70年平和祈念映画「望郷の鐘 満蒙開拓団の落日」も同日上映される(午前10時30分から)。1映画につき前売1200円、当日 1500円。全席自由。詳細や問い合わせは現代ぷろだくしょん【電話】03・5332・3991。