【無料】近代水車を学ぶー相模原市緑区の市立公文書館で企画展開催中

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【無料】近代水車を学ぶー相模原市緑区の市立公文書館で企画展開催中
展示されている水車写真(公文書館提供)

 明治期以降の資料から相模原の特性や産業によって設置されたさまざまな水車について紹介する企画展「近代水車の世界〜郡役所と町村役場資料から見た水車〜」が3月24日(金)まで、市立公文書館(城山総合事務所第2別館3階)で開催されている。午前8時45分から午後5時まで。無料。

 水車の出現ははるか古代。一般に普及したのは江戸時代中期頃からだとされている。牧歌的なイメージの水車だが、明治から大正にかけて設置された近代水車は生繭乾燥器や製糸機、機織り機などを動かすための動力源として使われ、先端技術を動かすための最新テクノロジーの桧舞台だったという。相模原地域は畑作地帯で養蚕や製糸、織物が盛んだった。企画展では繊維系の水車を中心に紹介し、郡役所や町村役場に残されていた設置届などの書類から水車の世界を紐解いていく。

学芸員が展示資料について分かりやすく解説

 同館の学芸員が展示資料について分かりやすく解説する「公文書館トーク・トーク」は3月18日(土)に実施。時間は午後2時から3時まで。「水車設置届に添付される図面類は水車規則により色分けの指示があるため、カラフルで、古さに関わらず非常にきれいな色合いになっています。ぜひ一度、間近でご覧ください」と担当者。問い合わせは同館【電話】042・783・8053。

開催日

2023年3月9日(木)~2023年3月24日(金)
8時45分から17時まで

住所

神奈川県相模原市緑区久保沢1丁目3 第2別館 3階 城山総合事務所

問い合わせ

市立公文書館

電話

042-783-8053

042-783-8053

公開日:2023-03-13

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