相模原市緑区にある津久井地域の魅力を発信したいと2021年に結成された3人組ユニット・モーニング津久井(愛称/モーツク。)
「津久井ンフルエンサー」「相模原市非公認観光大使」を名乗り、サイトにアップした動画では津久井地域のスポットを数々紹介しています。
そのモーツク。の中心メンバーの一人である宮本諒子さんは、2022年度、相模原市観光親善大使も務めました。2023年3月で1年の任期を終え、次のステージに歩みを始めた宮本さんにインタビューしました。
まずは、宮本さんの簡単な紹介から。
相模原市(旧城山町)出身。世界一周旅などを経験し、コロナを機に地元に帰ってきたことで津久井の良さを再発見。地元の良さをPRしようと高校の同級生とモーニング津久井。を結成。2022年4月から2023年3月まで、第16代相模原観光親善大使として相模原市の魅力発信にも努めました。2022年に初開催した「みんなの津久井湖夏祭り」では、実行委員の1人としてイベントを成功に導きました。
観光大使を終えて感想を聞かせてください
普通に生活をしていたら出会わない人や場所をたくさん知ることができたのはとても良かったです。まちを歩いていたり、車を運転している時にも、「何かおもしろいことはないかな」と地域にアンテナを張る習慣ができました。
そして、いろいろな活動を知ることができたし、身近な人が思った以上に応援してくれて、大使をやったからこそつながった縁もありました。振り返ると、大使として活動できて良かったなと思っています。観光親善大使としてもっと主体的にイベントなどをやりたかったという思いがありますが、それは叶わなかった部分ですね。
今の課題は?
地域の人たちが「地元を良くしたい」「地元に貢献したい」という気持ちを持っているというのをとても感じたので、そのような人たちの思いを受け止める受け皿のようなものが欲しい、と思っています。現状では、新しい人が始めるにはちょっとハードルが高い雰囲気ですね。私もそれでモーニング津久井。の動画を作ってアップしたというのがあります。
昨年夏に開催した「みんなの津久井湖夏祭り」はそんな思いを形にした一つでした。一個人が始めた市民主導のお祭りだったと思います。
このような活動をどのように持続可能なものにしていくか、が今後の課題ですね。そのためには、お金の問題は避けて通れない。どのように地域経済を取り込んで開催するのか、です。正直、善意やボランティアでは限界があります。イベントに関わる人が負担にならないような仕組みを考えられたらいいなと思っています。
今後の抱負は?
「みんなの津久井湖夏祭り」は今年も開催する予定です。今年は実行委員長です!昨年できなかった竹灯篭のライトアップの企画など準備を進めています。「一緒にやりたい!」「応援したい!」と思ってくれる方、絶賛募集中です。
今年から好きだったカメラの仕事を始めました。フォトグラファーとして奮闘しているので、ぜひ写真のお仕事の依頼があったらご連絡ください(笑)。
宮本さんに津久井地域のオススメスポットを伺いました!
その前に、津久井地域とは???
相模原市緑区にある津久井地域。もともとは津久井郡として城山町、津久井町、相模湖町、藤野町がありました。2006年に津久井町と相模湖町、2007年に城山町と藤野町が相模原市と合併し、2010年に相模原市が政令指定都市になると、新たに相模原市緑区になりました。自然豊かで県の水源地でもあり、東京2020オリンピック競技大会の自転車ロードレース競技のコースにも選ばれました。そのほかに、近年ではキャンパーにも人気のスポットとなっており、豊富な観光資源を持つ魅力あふれる地域です。