避難生活の対策学ぶ 三井細山自治会館で【2023年3月31日号】

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避難生活の対策学ぶ 三井細山自治会館で【2023年3月31日号】
折りたたみイスのトイレを実演=三井細山自治会提供

 三井細山自治会館で3月19日、同自治会主催の「まちの減災ナースによるワークショップ」が開催された。

 同自治会では、今年1月に50年ぶりに自治会館をリニューアル。その際に内装を(株)良品計画に依頼した縁で、無印良品新百合丘オーパ店と連携し、新しい会館で初めてのイベントを実施することになった。

 当日は、災害時にボランティア活動経験がある川崎市看護協会「災害支援ナース」と、日本災害看護学会が認証する「まちの減災ナース指導者」の5人が講師を務めた。避難生活をすることになった場合を想定し、手洗いチェッカーを活用した断水時の手洗い実験、折り畳み式椅子を用いた災害発生時のトイレの実演など、災害時に備えておきたいポイントを、自治会員向けに解説した。会場には、子どもから高齢者まで幅広い世代の会員16人が参加し、看護師の話を聞きながら防災意識を高めた。自治会員の一人は「自分事として気軽に防災のことを学べる機会だった」と話した。

川崎市町内会・自治会ページ

住所

神奈川県川崎市麻生区

公開日:2023-03-31

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