自作展示場「ようじアート館」2号館をオープン@八王子市上川町

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自作展示場「ようじアート館」2号館をオープン@八王子市上川町
つまようじで制作した首里城の正殿と水野さん

 つまようじを素材に建築物などの模型を制作している水野文男さん(71)=上川町在住=が、新作「首里城」を発表した。約1万本を使用した大作で、自宅に併設した自作展示場「ようじアート館」(上川町3357)で公開している。

 琉球王朝の王城だった首里城は2019年10月の火災で焼失し、現在は再建計画が進められている。水野さんが制作したのは、その中心的な建物で26年に復元が予定されている正殿。「本物が再建される前に作ってみたい」と今年1月から着手し、写真を参考に3カ月ほどで完成させた。

 当初は1年計画でゆっくり制作する予定だったが、「作り始めたら没頭して、ほぼ1日中やっていた」とはにかむ。正殿の顔ともいえる唐破風妻飾や柱などの装飾は、つまようじの頭の部分を使って再現。扉は開閉が可能で、中には玉座もある。彩色は他の作品と同様に、妻の光代さん(68)が担当した。水野さんは「本物の復元工事も順調に進むことを願っている」と思いを語った。

こつこつ半世紀

 16歳の頃から趣味で作り続けたつまようじ作品は、100点以上。8万本を使った五重塔や4万本の大阪城などの大作から、八王子まつりの山車、胡蝶蘭や菊などの花、和傘などさまざまなものがある。9年ほど前に同館をオープンして訪れた人に公開してきたが、さらに作品数が増えて収まりきらなくなっため、この4月にガレージの一部を自ら改装して「2号館」を開設した。

「(作るのは)無理かなと思うものでも挑戦して、完成した時の喜びは大きい。また次の作品を作りたくなる」と、つまようじアートの魅力を語る水野さん。「いつになるかはわからないが、厳島神社や日光東照宮なども作ってみたい」と意欲を燃やす。見学の問い合わせは水野さん【電話】042・654・4468。

ようじアート館の1号館(左手前)と2号館(右奥)

住所

東京都八王子市上川町3357

問い合わせ

水野さん

電話

042-654-4468

042-654-4468

公開日:2023-05-30

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