（株）リードアセット「中古住宅の価値向上・シニアのサポートで茅ヶ崎をもっと魅力的に」〈#ちがすき協賛インタビュー〉

【リードアセット　茅ヶ崎市今宿】

2020年から茅ヶ崎市今宿を拠点に営業している不動産会社「リードアセット」。土地分譲や不動産仲介のほか、中古戸建住宅の再生事業に力を入れ、シニアの生活をサポートするサービスもスタートさせています。同社の事業のこと、「＃ちがすき」に協賛した想いについて聞きました。

中古住宅の価値向上に取り組んできた田中社長

リードアセットさんの事業について教えてください。

田中　学校を卒業して不動産業に飛び込み、地元の某大手加盟店の不動産会社に勤務していました。しかし当時の不動産業界は「新築至上主義」で、まだまだ住める、使える中古住宅が築年数のみで判断され、本来の価値が正当に評価されず、建物が解体撤去されている現状に疑問を感じるようになりました。そこでもっと中古戸建住宅の流通に寄与したいと会社を立ち上げました。「リード（導く）」「アセット（資産）」の社名の通り、専門知識と提案力で中古住宅の可能性を引き出し、市場の地位向上に努めています。

また、弊社には大切にしているスローガンがあります。それは「築くのは、幸せの帰る場所」。弊社はただ「家」を売っているのではなく、そこに住まう方が「安心」「上質」「快適」を感じ、幸せな日々を送っていただくことを願っています。

高齢者向けのサービスも開始したとか。

田中　これまで依頼主さまから売却する家での思い出をたくさん聞かせて頂く機会がありました。ある時、70代の女性からの依頼を受けて住宅売却のお手伝いをしました。その方自身、ずっと飲食業を営んで大変かくしゃくとした方でしたが、唯一の身内だった甥御さんを亡くし、施設に入ることになりました。売却に関する話を進める中、その方が「この取引が終わったら、田中さんと今後の相談はできないの？」と寂しそうに言われました。

当時の弊社は、不動産の売却のお手伝いのみを「業」としていました。ただこの出来事がずっと心に引っかかっていました。その方の人生にもっと寄り添えるサービスはないか？と考え、「シニアライフ相談サロン　めーぷる湘南店」を開設しました。ここでは妻の久子が中心となって女性ならではの視点で高齢者の日常生活の支援から高齢者住宅の入居・転居のお手伝い、また万が一に備えた相続、遺言状の作成、不動産売却、遺品整理、お墓のことまで専門知識を生かして対応できるようになりました。