茅ヶ崎がもっと好きになる、暮らしてみたくなる茅ヶ崎情報を発信するWebマガジン「#ちがすき」。2025年4月、新たに協賛スポンサーに加わった「長谷川書店」に、地元・茅ヶ崎への思いなどを聞きました。
長谷川書店ネスパ茅ヶ崎店/茅ヶ崎市元町
長谷川書店は戦後間もない、1947年に創業。「はせしょ」の愛称で親しまてきました。現在はJR茅ケ崎駅周辺に3店舗を展開しています。店長の長谷川静子さんは「駅前で商店街の入口で営業させていただいているからこそ、茅ヶ崎の『知の拠点』でありたい、と常に考えてきました」と話します。
多彩な『読書推進活動』に取り組んでいますね
「地域の書店として、本や活字、情報に触れる喜びをもっと多くの人に知ってほしいと活動してきました。『本を通して親と子が心ふれあう時間を作ってほしい』と1998年にスタートし、毎月第3火曜日にテーマに沿った5〜7冊の開き読みや手遊びなどを行っている『絵本とおはなし会』は、2024年10月で300回を迎えました。子どもたちに大人気の『かみしばい劇場』ももうすぐ200回を数えます。参加者同士が『面白い』と思った本を持ち寄って1人5分で好きな本を推薦しあうビブリオバトルは毎回、多くの愛好家でにぎわっています。また昨年は小規模ながら独創的な本を世に送り出している個性派出版社11社を集めた『本の産直市』も好評でした」

1998年に始まり毎月第3火曜日に開催されてきた「絵本とおはなし会」は2024年に300回を迎えました
売り場づくりも個性的ですね
「茅ヶ崎ゆかりの作家さんの作品は積極的に紹介してきました。サザンオールスターズの特集コーナーなどは特に人気なんですよ。また本以外のグッズなども取り扱っています。10年以上前に制作された『大岡裁き』を題材とした紙芝居は残りわずかの希少品です。これからも地域の書店として何ができるかを常に考えていきたいですし、茅ヶ崎がもっと好きになる情報を発信し続けている『#ちがすき』にも期待しています」

「大岡裁き」を題材にした紙芝居は在庫僅少で販売中