地球温暖化対策や清掃美化活動など、地域環境向上に貢献した市民や団体を称える「川崎市環境功労者表彰式」が6月9日、市役所で行われた。市内で38組、中原区からは4個人・2団体が表彰された。持続可能な社会の構築や次世代へ好環境の継承が求められる中、福田紀彦市長は「154万市民から皆さんへ感謝の気持ちとして受け止めてもらい、リーダーとして活動を広めてほしい」と受賞者に呼び掛けた。
受賞団体の一つ、小杉陣屋町2丁目町内会は、子ども参加による公園清掃、住民と連携したごみ集積所の管理、多摩川一斉清掃への積極参加などが評価された。吉房勝彦会長は「住民の皆さんが協力的で一体感を持って取り組めている。住むまちに誇りを感じられるよう、受賞を機に活動を一層推進したい」と力を込めた。ほか、区内受賞者は次の通り(敬称略)。▽中山育美▽松原則富▽田村二三夫▽野口淳子▽日本電気(株)玉川事業場