保育のノウハウを発達支援に
エデュリーは、「世界にひとつだけの保育園」を目指し、東京、埼玉、神奈川で個性的な保育園を運営している会社です。保育事業の中で、家族から「周りと比べて少し発育が遅れてるかも」「言葉が遅いかな」「椅子に座ってられないのはどうすれば」といった子どもに関する悩みや不安を聞くことが多く、専門的な支援の場を作ろうと立ち上げたのが「エデュリー発達支援」です。
エデュリー発達支援では、保育のノウハウを活かした豊富なカリキュラムで、子どもへの発達支援やその家族への支援を中心に、日常生活における基本動作や知識技術を習得するためのサポートや、幼稚園などへの入園や小学校への入学に向けた集団生活への適応訓練などの支援を行っています。
エデュリー発達支援3つの特徴
1,個々の興味関心をベースに個別最適化した教育
最大の特徴は、子どもたちの興味関心のあるものからレッスンが始まること。
「好きこそものの上手なれ」という言葉があるように、興味関心は子どもたちの成長の源。歌やダンス、おもちゃ遊びなど、それぞれの興味関心をベースに授業を進めていき、子ども一人ひとりの「得意」や「苦手」を見つけ支援を行います。
- 子どもが10人いれば10通りの個性があるように、学びも10通りの方法を提供しています。
さまざまな工夫のひとつに、子どもが過ごす部屋があります。壁や床、テーブルなどを白で揃えた「白い部屋」は子どもの集中力を高め、落ち着いてレッスンに臨める部屋。運動をしたり歌を歌ったりしながらソーシャルスキルを身に着けます。
「クリエイティブルーム」と呼ばれる部屋は、造形コーナー、ごっこ遊びコーナーなど4つの区域に分かれ、子どもの探求力を養います。
2,専門性の高いスタッフと教育プログラム
保育経験が豊富で、高い専門知識を持ったスタッフが、子どもの可能性を引き出す環境を提供しています。発達支援員の甲田美香子さんは「子どもは一人ひとり個性があって『でこぼこ』があります。その個性に合わせて成長を支援するのが私たちの仕事」と笑顔で話します。
クラスは複数担任制度で一人ひとりを複数人の専門家で子どもたちと向き合います。
- さまざまな子どもの特性や興味関心を持ったプログラムを選択できるように、オリジナルの豊富な道具や素材・教具が揃えられているのも特徴のひとつです。
3,「発達マップ」で成長を見える化
保護者とのコミュニケーションを密にし、保護者自身が子どもとの適切な関わり方を理解することが発達の促進につながります。
エデュリー発達支援では、「発達マップ」という支援記録を提供しています。写真を用いて子どもの発達や過程を保護者に分かりやすく提示。2回のレッスンで1回という頻度で保護者に手渡すことで、支援内容が明確に理解でき、家庭での継続活動にも役立ちます。
授業の様子をモニタリング
また、保護者は、モニターやタブレットを利用して授業の様子を確認できます。授業中の子どもの様子だけでなく、スタッフによる声かけや動作の促し方など、家庭でも取り入れられる良い点をリアルタイムで観察することが可能です。
支援と指導のイメージ
周りの子や大人に自分の思っていることが伝わらない。そんな子どもへの支援の一例をお伝えします。子どもへの思い、そしてその背景にある状況や特性にも配慮します。
部屋の中でスタッフを1対1で向き合って授業は進みます。子どもの視線、行動、つぶやきから興味関心を仮設立てて、仕掛けを作ります。
初めは好きなおもちゃに手を伸ばして「これで遊びたいの?」の問いかけに頷いて応えたら褒めていき、好きなおもちゃであそびます。徐々に「今日は何で遊ぶ?」などの事前の問いかけに答えたり、活動の初めに自分からやりたいことを表に出したりとステップアップしていきます。
まずは気軽に相談を
子育て中は、自身の子どもの発達に関する悩みや不安はあるもの。まずは、相談してみるのが一番です。専門スタッフが悩みを丁寧に聞いてくれます。体験授業や見学参加などを通して現状の説明や提案を受けられます。