温泉やサウナが楽しめる「スーパー銭湯」。相鉄線上星川駅前にある「天然温泉満天の湯」は遠方から訪れる人も多い人気の「スーパー銭湯」です。今回はそんな人気温浴施設を潜入レポート。
- 結論からお伝えすると「満天の湯」は「百点『満点の湯』」でした。
江戸時代にタイムスリップ!?
印象的なのは江戸時代にタイムスリップしたかのようなエントランス。江戸時代には東海道五十三次の宿場があった保土ケ谷宿をモチーフにしたもので、旅人たちを癒した宿場の面影を感じさせまてくれます。
このアミューズメント感。ワクワク感が止まりません!
多種多彩な湯を楽しむ
当地から湧出している天然温泉を楽しむことができるのが「岩風呂」。星空を眺めながら、ゆったりと湯を楽しむのもいいですね。
畳敷きの「うたた寝湯」は、露天の開放感の中で、最上級のリラックスタイムを堪能することができます。
ミクロの泡と超音波で血行を促進できる「シルクの湯」は、疲労回復効果や美肌効果が期待できます。
季節に合わせた入浴剤を使い、香りでリラックス効果を高める「日替風呂」、低周波電流を浴槽内に流し、凝りや痛みを和らげる「ヘルツバス」など、バラエティに富んだ15種類のお風呂を楽しむことができます。
生薬エキスと炭酸を融合「和漢炭酸湯」
館内に設置された専用の装置で自家抽出した生薬エキスと炭酸を融合した「和漢炭酸湯」。生薬ならではの香りを楽しみながら、じっくりと体が温まります。平日は1日8回、土・日・祝日は1日4回、抽出した生薬エキスを大きなヤカンでお風呂に投入してくれます。
開店は早朝6時!朝風呂大歓迎!!
「出勤前にひとっ風呂」「朝のランニング終わりにひとっ風呂」。満天の湯は早朝6時からオープンしているので、そんなニーズにも対応。「朝風呂ユーザー」には嬉しい限りです。
出勤前にひと仕事⇒ひとっ風呂という使い方も
「働き方改革」が進み、急激に加速しているテレワークというスタイル。
実は「満天の湯」は知る人ぞ知る「テレワークスポット」となっています。
- 仕事をして、食事を楽しみ、最後には大きなお風呂で疲れを癒すーそんなスタイルもOK。
- 仕事をして、朝ご飯を食べて、ひとっ風呂浴びてから出勤するーそんなスタイルも。
「サ(ウナ)活(動)」に初挑戦してみました
「サウナー」と呼ばれるサウナ愛好者も現れるなど、「サウナを楽しむ動き」が今、一大ムーブメントとなっています。そんなブームを象徴するように「サ(ウナ)活(動)」「サ(ウナ)道」という言葉も生まれました。
興味はあるけれど、「上級者ばかりだろうから、入りづらいな」。そんな人も多いのではないでしょうか?実は私もそのひとり。今回は意を決して「サ活」に初挑戦してみました。
全国ランキング3位
「満天の湯」は、全国1万5千件以上の温泉情報が集まる最大級の温泉サイトの「サウナランキング2023」で全国3位を受賞しました。
事前にウェブサイトでサウナの入り方とマナーを調査してきました
- サウナの入り方
① 事前にしっかりと水分を補給 ②頭や身体をしっかり洗う ③入浴して身体を温める ④サウナに入る(約8~12分) ⑤水風呂で身体を冷やす(約1分) ⑥外気浴(約5~10分)- サウナに入る時のマナー
①サウナに入る前には水滴をしっかりと拭く ②タオルを絞ってからサウナに入る ③サウナ室内での会話は小さな声で ④水風呂に入る時は汗を流してから ⑤水風呂には潜らない
いざ初体験
事前学習した「サウナに入る時のマナー」に基づいて、準備を万端に整え、いよいよ「初サ活」スタート。頭と身体を洗い、入浴ししっかりと身体を温めた後、浴室内に設置されている冷水器で水分を補給。サウナ室の扉を開けると熱気が押し寄せてきました。熱気が逃げないよう「サッ」と室内に。
上段は温度が高いと聞いていたので、ビギナーの私は一番下の段に着座しました。流れる汗をタオルで拭いながら待つこと5分。これほど5分という時間が長く感じるとは…。
今回は未体験ですが、30分毎にサウナストーンに一定の間隔で自動的にアロマ水が流れてくる「オートロウリュ」が行われます。湿度が上昇することから体感温度がグッと上がります。これは次回のお楽しみに。
火照り切った身体から溢れる汗を流し、水温17度の水風呂へザブンッ!
さあ、仕上げはが外気浴。「ととのい椅子」を称される椅子に座り、風を感じながら過ごす時間は、最高の心地良さ。体が軽くなったような感じ、これが噂の「ととのった」という状態に近いのかもしれません。サウナビギナーには、はっきりとしたことは言えませんが、はっきりしているのは「気持ち良いー」ということは確か。
職人が手掛ける旬味を楽しむ!
お食事処「旬の御馳走ごはん山水草木」は、東京と大阪を中心としたうどんの超人気店のグループ店。「スーパー銭湯の食事処」と侮ることはできません。
どうでしたか?
- 最初にお伝えいたしました「満天の湯」は「百点『満点の湯』」でしたという結論は間違いないことがお判りいただけましたでしょうか?