読書を困難と感じる人も楽しめる方法などを紹介する読書バリアフリー展示「見て、聴いて、触って いろんな読書の楽しみ方」が11月19日(日)まで、緑図書館の中廊下で実施されている。
障害の有無を問わず、誰もが自由に読書を楽しんでほしい、と企画された同展。目の見えにくい人にも読みやすくなるよう大きな文字で書かれた大活字本や、登場するキャラクターの形を触って感じられる布の絵本などのほか、本を置いて読むことができる書見台なども展示した。
また、本を朗読した音声を録音し「聴いて」読書を楽しめるCDブックもずらり。さらに、芥川賞を受賞した作家の市川沙央さんが寄せた、読書バリアフリーに関するメッセージも掲示した。
同展を担当する司書の飯塚由香さんは「読書を楽しめるよう、できるだけのサポートをしていきたい」と話している。
問い合わせは同館【電話】045・985・6331。

触って絵の形を楽しめる布製の本