江の島と片瀬海岸一帯を光と色で彩る祭典「湘南の宝石」が11月23日から始まった。江の島岩屋やヨットハーバーなどに装飾されたイルミネーションが、訪れる人々を楽しませている。来年2月29日(木)まで。
シーキャンドルから360度の光が
メイン会場の江の島サムエル・コッキング苑では、展望灯台のシーキャンドルから360度の光が降り注ぐ「光の大空間」や新しい低電力LEDを多用した「ホウセキFOREST」など、幻想的な光景が出現。光のトンネル「湘南シャンデリア」では、無数の青い光で埋め尽くされた空間にクリスタルのシャンデリアがきらめきを放つ。
22日に試験点灯が行われ、香港から訪日観光で訪れたという男性は「ビューティフル・アンド・クール」。ポーズを決めて自撮り写真を熱心に撮っていた。
20代の女性2人組は都内と横浜から鎌倉を訪れ、江の島にも足を延ばしたという。「光に統一感があり、大人っぽい雰囲気でゆったりと落ち着いた気分になれる」と笑顔をみせた。
湘南の宝石は、「関東三大イルミネーション」に認定され、全国6452人の夜景観光士が選ぶ2023年度の国際イルミネーションアワードで第2位を獲得した。
問い合わせは市観光センター【電話】0466・22・4141。