令和はシュウマイの時代!その中心は横浜!と断言するシュウマイ研究家が、横浜から「シュウマイ愛」を叫び(語り)ます。あなたの中で閉ざされた「シュウマイ愛」の扉が開くかも?
今年も様々なシュウマイを食べましたが、その足跡を振り返ると、聖地横浜のシュウマイの面白さを改めて感じた一年だった気がします。
【1】野毛に新世代が定着:横浜を代表する飲みの聖地・野毛で従来のシュウマイの枠に囚われない新世代=第七世代のお店が定着しつつあります。まず、野毛飲み屋街の中心地の一つ「ぴおシティ」地下に、第七世代の象徴とも言える焼売酒場チェーン「焼売のジョー」が開店。また、鶏の半身揚げとシュウマイが名物の新業態「さんだーす」が、野毛飲みとシュウマイを同時に堪能する代表として認知されつつあります。さらに「心の月」というクラフトビール店や「ジャランジャラン」というナチュラルワインのお店でも、それぞれのお酒に合うシュウマイが提供されています。これだけ新世代が点在するエリアは、全国的にも珍しいです。
【2】改めて横浜町中華の実力を再認識:先月開催された「うまい焼売グランプリ」で、横浜中華街のシュウマイの本気と、周辺の町中華の実力も実感。山手「華香亭本店」は歴史文化財級のシンプルシュウマイを変わらず提供。伊勢佐木町「酔来軒」は椎茸を丸ごと敷いた個性派、これはこれで横浜シュウマイのひとつの美味しさでした。エリアを広げれば、まだまだ横浜の町中華シュウマイは楽しめそうです。
ということで、来年は横浜で新旧シュウマイを楽しんでみてはいかがでしょうか。それでは、良いシュウマイヤーを。