城下町、宿場町として栄えた小田原。その伝統を今に受け継ぐ「老舗」も小田原の魅力です。今回は、地元で愛され続ける店舗をご紹介。ここでは、鮮魚・飲食店の「魚國」をレポートします。 ※掲載情報は2024年3月現在のものです。最新の情報は各店舗にてご確認ください。
相模湾から食卓へ 明治創業の老舗鮮魚店
駅近くのビル１階から威勢の良い声が響き、お客さんも入れ代わり立ち代わり…。初代・古川國五郎が明治44年（１９１１）に創業した『魚國』は、鮮魚商が多い小田原でも屈指の老舗。
小田原魚市場から毎日（休場日を除く）仕入れる、地元で水揚げされたアジ、カマス、ブリなど新鮮で美味しい魚を小田原の食卓に届けています。いつの時代も価格帯は「庶民の味方」で、それを知った観光客のリピーターも増えています。
- 古川雅弘専務「相模湾は魚種も豊富です。おすすめの食べ方などお気軽にご相談ください」
売り出しの際に着ていた半被。デザインは、家紋「片喰（かたばみ）」の一部と屋号、波魚市場のセリで被る帽子。黄色は社長（買受人）、赤は従業員（補佐）と区別されています。
小田原駅徒歩0分 海鮮茶屋 魚國
神奈川県小田原市栄町1-1-9小田原駅ビルラスカ2F
電）0465-24-1187
営）11:00～22:00／定休日 駅ビルラスカに準じる
魚國の海鮮丼 1,950円
自家製タルタルのアジフライ御膳 1,650円
数量限定!サクサクの衣をまとったアジ。一口かみしめるとアジの旨味が広がります。
