
小田原観光まち歩き・買い物・老舗めぐり
小田原まち歩き
老舗めぐり 全6店
徒歩約45分~60分でめぐる
城下町、宿場町として栄えた小田原。その伝統を今に受け継ぐ「老舗」も小田原の魅力です。今回は、地元で愛され続ける6店舗をご紹介します。すべてを1日で回るもよし、気になるお店を1つずつ訪れるもよし。のんびり歩きながら、その歴史を見て、感じて、そしてお買物を楽しんでください。
※クリックすると各店舗の紹介にジャンプします
(1)…東華軒 小田原東口売店(駅弁)▶▶▶▶東海道線で初めての駅弁
(2)…小田原 江嶋(お茶と紙)▶▶▶▶小田原伝統の商家建築
(3)…石川漆器(漆器)▶▶▶▶小田原藩の槍塗師から
(4)…籠常商店(鰹節、削り節)▶▶▶▶「昔ながら」の味と佇まい
(5)…欄干橋ちん里う(梅干し、佃煮)▶▶▶▶明治初期モノも現存
(6)…ういろう(薬と菓子)▶▶▶▶神奈川最古の商家
※掲載情報は2023年3月現在のものです。最新の情報は各店舗にてご確認ください。
(1) 東華軒(駅弁):小田原東口売店 東海道線で初めての駅弁
小田原駅から徒歩約2分。小田原駅東口ロータリーのすぐ横、お弁当・駅弁の老舗「東華軒」です。
■■■■まち歩きの達人 平井丈夫さんのワンポイントアドバイス
国鉄の旧東海道本線が御殿場まわりで1887年に開通した際、国府津駅構内で東海道本線初の駅弁を販売しました。鉄道の要衝は小田原駅に移りましたが、東華軒では創業の地として今も国府津駅に売店を構えています。
■■■■小田原ツウが教える魅力はこちら(おみやげ情報も!)
(2)小田原 江嶋(お茶と紙):小田原伝統の商家建築
小田原駅から徒歩約8分。伝統的な小田原建築の店内に日本茶と和紙が並ぶ老舗「小田原 江嶋」です。
■■■■まち歩きの達人 平井丈夫さんのワンポイントアドバイス
店舗は、関東大震災後に建てられ築90年以上経った、小田原を代表する商家建築の「出桁造り」です。「小田原市歴史的風致形成建造物」にも認定されています。
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(3)石川漆器(漆器):小田原藩の槍塗師から
小田原駅から徒歩約8分。伝統に新しい意匠を加えながら「暮らしの器」を作り続けている漆器の老舗「石川漆器」です。
■■■■まち歩きの達人 平井丈夫さんのワンポイントアドバイス
室町時代に興った小田原漆器の製造販売店。伝統を受け継ぐ漆器と、ライフスタイルを提案する漆器が魅力的です。江戸時代の槍、道具、写真も展示してあり、店の外で木地挽き前のお椀を乾燥していることもありますよ。
■■■■■小田原ツウが教える魅力はこちら(おみやげ情報も!)
(4)籠常商店(鰹節、削り節):「昔ながら」の味と佇まい
小田原駅から徒歩約15分です。「かまぼこ通り」に軒を連ねる鰹節、削り節製造販売の老舗です。
■■■■まち歩きの達人 平井丈夫さんのワンポイントアドバイス
かつては工場内で、海から揚がったカツオを鰹節にするまでの作業を行っていました。現在は、カビ付けと削りだけ行っています。今では珍しくなった鰹節や鯖節の量り売りは、お店の人に声を掛ければ試食もできますよ。
■■■■■小田原ツウが教える魅力はこちら(おみやげ情報も!)
(5)欄干橋ちん里う(梅干し、佃煮):明治初期モノも現存
小田原駅から徒歩約15分。約150年間、城下町でのれんを守り続けている梅干し、佃煮の老舗「欄干橋ちん里う」です。
■■■■まち歩きの達人 平井丈夫さんのワンポイントアドバイス
100年以上前のモノもある古い梅干しや、色々な梅干しの種の展示は一見の価値あり。ほかにも、珍しい食材(梅干しの黒焼きや烏梅)の展示・販売などもあります。ご主人は美味しい自家製梅干しの漬け方も教えてくれますよ。
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(6)ういろう(薬と菓子):神奈川最古の商家
小田原駅から徒歩約15分。伝統を現在に受け継ぐ〝薬〟と〝菓子〟の老舗「ういろう」です。
■■■■まち歩きの達人 平井丈夫さんのワンポイントアドバイス
外郎家が京より招かれ建てられたのが、三階建ての「八棟造り」と呼ばれる建物。 江戸時代に地震で倒壊し二階建てで再建されました。関東大震災で倒壊後、室町期の八棟造りを再現したのが現在の建物です。
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小田原まち歩き実行委員会
https://odawara-machiaruki.com/