【2024年5月4日（土・みどりの日）】茅ヶ崎・高砂緑地周辺でコーヒーと本を片手に分散型の“まち歩きコーヒーフェス”

PR・イベントは終了しました。

「まちの日常」にふれる「Takasuna Greenery Coffee Festival vol.3」

　２０２４年も茅ヶ崎で、まち歩きコーヒーフェス「Takasuna Greenery Coffee Festival vol.3（主催：茅ヶ崎とコーヒー実行委員会）」が5月4日(土)・みどりの日に開催されます。（小雨決行・荒天中止）

茅ヶ崎の日常とつながりをゆったり楽しむ

　「本とコーヒーを片手に、まちの日常にふれる」をコンセプトに、「非日常より日常」「消費より循環」「密集より分散」といった価値観を表現するコンテンツが盛りだくさんの当イベント。
　今回の会場はメインとなる高砂緑地（東海岸北1-4-50）のほか、隣接する松籟庵（しょうらいあん）や洋建築企画、茅ヶ崎公園の向かいにある古民家レンタルスペース・アトリエ「KONGEN」でもコーヒーの提供や各種ワークショップが開催されます。

各会場間や海への移動は、電動キックボード”SEA-Board”の利用が便利（有料）。MAPを拡大して見たい方はこちら

　イベントのコアとなるコーヒー店は昨年の３店舗から大幅に増え12店舗に。イベント初参加を含む県内外のコーヒー店が多く出店するので、普段はなかなか飲むことのできない実力あるお店のコーヒーを堪能することができます。

木漏れ日が気持ちいい高砂緑地。あたりにコーヒーの香ばしい匂いが漂います

　今回から「コーヒー飲み比べチケット（80ml程度のミニサイズで提供）」も販売されるので、どのコーヒーにするか悩んでしまう方はこちらを購入してみてもいいかもしれません。

コーヒー飲み比べチケットは1,500円で購入でき（オンライン事前販売の場合は1,400円）、80mlサイズのコーヒーを4杯楽しむことができる。

コーヒー飲み比べチケットでは1500円で4杯のコーヒーを楽しむことができる。オンラインで事前購入すれば、100円のディスカウントが受けられる（枚数限定・なくなり次第終了）

コーヒーだけじゃない！軽食の提供や物販、多彩なワークショップが充実

　会場内ではコーヒー豆の販売をはじめ、イベント趣旨に賛同して集まった市内外のローカルなお店たちの焼菓子やパン、おにぎりといった軽食販売も実施されます。

　イベントのもう一つのテーマである“本”に関するコンテンツも充実。出店者が厳選した本の販売や、参加型イベントとして、読み終えた本を一冊持ってくると一冊持ち帰ることのできるブックトレードが行われます。

　本を通じて偶然の出会いを楽しみながら、どこから来た本なのか、誰が読んでいた本なのか。新緑から差し込む陽だまりに佇んで、そんなことに想いを馳せてみても楽しいかもしれません。

　そして今回特に目を引くのが多彩なワークショップの数々。

各ワークショップの詳細はHPやInstagramをチェック

　メイン会場の高砂緑地ではコーヒーのオリジナルカップをつくる陶芸体験や、育てる“ウッドカップ”づくり、色んな画材を使ったアート体験などが行われるほか、現役大学生書道家の荒井理紗子さんによるコーヒーの”かす”で作った墨汁を用いての書道パフォーマンスも必見です。

　同じ敷地内にある茶室・書院「松籟庵」では茅ヶ崎の風景をモチーフにした“ネオ和菓子”づくり、日本庭園を眺めながらいただくスペシャルティコーヒーを楽しむことができます。普段立ち入る機会のない、由緒正しき書院の縁側で優雅なひと時を味わってみてはいかがでしょうか。

新緑まばゆい高砂緑地で本とコーヒーを片手に優雅なひと時を

　高砂緑地から南へ500m進んだ先、茅ヶ崎公園野球場の向かいにある古民家レンタルスペース・アトリエ「KONGEN」。ここには小さなお子様のいらっしゃる方向けのコンテンツが多く用意されています。

　お子様の手形で作るアートキーホルダーや手形・足形を押したデザイン台紙づくり、歯固めやおもちゃホルダーづくりといったワークショップのほか、お家から持参したおもちゃを別のおもちゃや洋服、絵本に交換できるおもちゃ交換会などが開かれます。

　また、KONGEN内ではノンカフェインの大豆コーヒーを提供するお店が出店。休憩室には絵本も設置されており、小さいお子様を連れた方も安心して一緒にイベントを楽しむことができます。

茅ヶ崎とコーヒー実行委員長　山口理紗子さんからのメッセージ

　Coffeeや本がもたらしてくれる、特別な時の流れや、その温度を、感じたことはありますか？

　前のめりに、がむしゃらに、そして一生懸命に生きることを、当たり前と思って生きてきた世の中にあって、Coffeeを味わうことは、ちょっと立ち止まって、すうーーっと、深呼吸する時をもたらしてくれるとともに、様々な世界に思いを馳せ、明日に一歩を踏み出すための、広く客観的な視点と活力を与えてくれるといっても過言ではありません。

　ここ数年、日々の暮らしの緊張に加え、コロナ禍の緊張、自然災害のもたらす脅威への緊張を、乗り越えながら生きる私たちは、こころを交わしながら、そして“もの”とこころを交わしながら、その価値を再考することで、一度立ち止まり、そこに新たな希望を見出すことを、許される時代になりました。

“コーヒーをはじめ、本や、日常のものを。“皆でみつめる1日。
そんな経験を”Takatsuka Greenery Coffee Festival で積み重ね、vol.3を迎えました。

　ここ数年の世の中の変化は、松や海のある茅ヶ崎の日常を迎えつつあります。茅ヶ崎の日常の価値を、あらためて味わって感じていただくために、ここに第３回目となる”Takasuna Greenery Coffee Festivalの開催を宣言いたします。