平家物語巻第九「木曽最期」を平家琵琶の伴奏で語る小さな演奏会です。緑に囲まれた夏の古民家で平家物語を聞いてみませんか。素朴な平家琵琶の音色と語りの声が物語の世界へ誘います。どうぞお気軽にお申込みください。※この演奏会は神奈川文化プログラムに認証されています。
平家物語巻第九「木曽最期」
追い詰められた木曽義仲。最後まで忠義を尽くす女武者・巴に、義仲は戦場からの離脱を促します。葛藤の末、巴は義仲との別れを決意し、最後の一戦に挑みました。その後、義仲の側にはただ一人今井四郎兼平が残ります。深い絆と交わした約束。義仲を粟津の松原へ向かわせた兼平は、義仲が自害するまでのわずかな時間を稼ぐため、ただ一騎敵に立ち向かうのでした。