木月一丁目町会(内田治彦会長)は9月21日、中原区役所職員や市の職員と協働し、町内会役員ら42人が参加して安否確認訓練を行った。
約2300世帯に配布された安否を知らせる「無事です」シールを活用し、災害時に地域住民の身の安全を速やかに確認する体制を整えることが目的。
事前に各世帯に防災訓練のチラシを配布。午前10時までにシールを玄関や門扉などに貼るよう呼び掛け、役員らが一軒一軒巡回して確認した。通りに面した住宅すべてにシールが貼られているところもあり、「住民の防災意識の高さが伺えた」と区の職員は話す。
参加した高橋紀子副会長は「自宅周辺以外も回ることができ、地域を知ることができて良かった」と訓練の感想を述べた。内田会長は「多くの方々にシールを貼ってもらうことができた。防災意識の向上につながっていくのでは」と話した。続けて「他の町会に発信するため、今後もこのような活動を続けたい」と力を込めた。