韓国・富川市
韓国・富川(プチョン)市の市民音楽団「ウマクノリト」が2月2日(日)、川崎区桜本の社会福祉法人青丘社・みんなの家(在日大韓基督教会川崎教会内)で川崎市市制100周年を祝福するコンサートを開催する。
音楽交流のきっかけ
同楽団はプロとアマチュアの混成で結成。プチョン市民ミュージカル団芸術監督のイ・サンギョルさんが代表を務める。2024年5月、草の根交流を図る「川崎・富川市民交流会」が富川市を訪れ、歓迎会の席で同楽団が歌声を披露。同楽団が川崎を訪問してミュージカル公演を行いたいと希望していたことから、同会と川崎地方自治研究センターが来日を支援した。2月1日(土)には麻生区の市制100周年イベントに出演。2日に在日コリアンが集住する桜本での音楽交流が実現することになった。川崎地方自治研究センター理事長で川崎・富川市民交流会の板橋洋一さんは「音楽に触れつつ、親睦を深めてもらいたい。川崎市100年の歴史の中に両都市の結びつきがあることを知ってもらえれば」と多くの来場を呼び掛ける。
「オ・ソレ・ミオ」や韓国童謡、賛美歌など
開催当日の曲目は、創作ミュージカルから「トダンドン(陶唐洞)の夜」「オ・ソレ・ミオ」「月の光ハウス」、韓国童謡「故郷の春」「兄を想う」、讃美歌「アメージンググレース」を予定。時間は午後1時30分から2時30分まで。入場料は無料、定員は当日先着100人。
問い合わせは、川崎地方自治研究センター【電話】044・244・7610。