厚木市内の５つの高校が参加する「第６回あつぎ高校合唱祭」が３月30日（金）、厚木市文化会館小ホールで開催される。午後６時開場、６時30分開演。入場無料。
　「若い世代、特に高校生の合唱活動を活発にしたい」という願いのもと、厚木合唱連盟主催で２０１３年にスタートした合唱祭。昨年までは厚木高音楽部、厚木東高音楽部、厚木西高合唱部、厚木商業高音楽部の４校が参加し実施されていた。今年から新たに厚木清南高合唱部が加わり、５校の歌声が楽しめることになった。
　飯塚正道同連盟理事長（68）は、「中学までは盛んだが、高校から大学へ進学すると合唱の場が少なくなる。20代以上の世代へ、歌う場をつないでいきたい」と企画の意図を話す。
　当日は１校15分の持ち時間内に、５〜６曲を披露。最後には合同ステージで、東日本大震災で被災した、福島県南相馬市立小高中学の生徒が作った『群青』や、嵐の『ふるさと』を歌う。
　飯塚理事長は「歌える状況があるのは幸せなこと。厚木から元気を届けたい。そして５校それぞれの、個性豊かな歌声をぜひ堪能してもらえたら」と来場を呼びかける。
　問合せは飯塚さん【電話】０４６・２９１・１７８７へ。