コラムの第一弾として飯島上町商店会にある小平商店の店主、小平彰さんに魚のさばき方を教えていただきに伺いました。
このコラムでは、地元商店の皆さまの技や知恵を紹介していただきながら、商店街の皆さんの人柄も知っていただきたいと思います。ぜひ、みなさんも栄区の商店街を知っていただき、足を運んでみてください!
小平彰さん
包丁を使わずにから揚げ用アジの下処理
小平商店は、50年以上の歴史がある鮮魚店です。店主の小平彰さんは飯島上町商店会の会長も務めておられます。今回は、教えていただいた技のうち、「包丁を使わずにから揚げ用のアジを下処理する方法」を紹介します。
アジを用意する
唐揚げ用には小さめのアジがおすすめです。(今回は少し大きいアジを使用しています)
下処理スタート!
①まずはアジの頭を下にして
②片方の親指でアジのあごの部分を押し、えらを開きます。
③もう一方の手でえらをつかみ、しっぽの方へえらと内臓をえぐり取ります。
- ポイントは親指でアジのあごを押して、えらをつかみやすくすることです。
洗浄
えらと内臓を除去したら、氷水で海水や残った内臓をきれいに洗い流しましょう。
- 特に夏場は傷まないように氷水がオススメです!
皮をむく
アジにはうろこが無いので小アジであれば皮も気になりませんが、今回調理しているくらいのアジであれば皮をむきます。アジの首のところから皮をつかみ、尻尾に向けて引っ張ると簡単にむけます。
- この時すべらないようにキッチンペーパーで拭いておくとやりやすいです
背びれの除去
背びれも堅いので取りましょう。尻尾のところから背びれをつかみ、頭に向かってそ~~っと引っ張るときれいに剥がれます。
これでさばき終わりです。このままから揚げにしてください。小さなアジであれば、頭から尻尾までまるっと食べられるそうです。
詳しい手順は、以下の動画をご覧ください
店主の温かい人柄
今回の取材では、店主の温かい人柄にも触れることができました。お願いした以上にたくさんの魚を用意してくださり、見る方や来店される方のために惜しみなく技術を披露していただきました。店主の協力のおかげで、素晴らしいコラムをお届けすることができたかと思います。
取材日には他にも、3枚おろしのやり方、四つ割りのやり方、イワシの手開きのやり方なども教えていただきました。これらの技術を駆使して、新鮮な魚を美味しく調理する方法を学びました。
小平商店のサービス
小平商店では、売っている魚の下処理もお願いできますので、魚をさばくのが苦手な方でも安心して新鮮な魚を購入できます。ぜひ、訪問してみてはいかがでしょうか。
- 今後も商店街の皆さんの温かさと技術を感じていただけるよう、これからも様々な情報を発信していきます。ぜひ、飯島上町商店会に足を運んでみてくださいね。