地域の魅力を広く知ってもらうため、緑区が企画するデジタルスタンプラリー「魔法使いミウル〜ミウルの森が霧に覆われた!?」が10月15日(水)まで開催されている。緑区誕生15周年を記念するイベントの一つで、今回からGPSとAR機能を追加。バージョンアップしたスタンプラリーを楽しむことができる。
区が企画するデジタルスタンプラリーは4回目となる。今回の設定は、緑区のイメージキャラクター「ミウル」の森が霧に覆われてしまい、霧を取り払うために魔法の石を持ったARこびとを探しに行くというもの。緑区内のスポット15カ所のほかに中央区、南区を含んだ限定スポットが数カ所設定され、巡ったスポットのポイントに応じてプレゼントに応募できる。
GPSとAR機能を追加したことで、これまで使用してきた二次元コードを設置する必要が無くなり、スポット数をより増やすことが可能になった。さらに、緑区の魅力を中央区、南区の人にも知ってもらいたいと、気軽にスタンプラリーに参加できるように緑区以外の場所を限定スポットとして設定。参加者の間口を広げた。区地域振興課の担当者は「市内には橋本が中央区だと思っている人もいたり、南区の人にとって緑区は生活圏ではないため、来る機会がなかなかない。デジタルスタンプラリーがきっかけとなり緑区以外の人にも広く知ってもらえたら」と期待する。
参加はサイトから
デジタルスタンプラリーへの参加は、緑区特設サイト「すもうよ緑区(https://midori.city.sagamihara.kanagawa.jp/)」などからイベント登録ページにアクセス。ニックネームと4桁のパスワードを設定すると登録完了。その後、各スポットへ行き、そこにいるARこびとと一緒に写真を撮るとスタンプをゲットできる。アンケートに回答すると、抽選でポイント数に応じたプレゼントが当たる。
プレゼントの応募締め切りは10月16日(木)の正午。当選者の発表は11月中旬頃の予定。また、1カ所でもスポットを巡った参加者には、ミウルから参加賞のプレゼントもある。同課では「知らないスポットや行ったことのない場所に足を運ぶきっかけにしてほしい」と参加を呼び掛ける。
デジタルスタンプラリーの詳細は、特設ウェブページ「デジタルスタンプラリー2025魔法使いミウル」で確認できる。問い合わせは同課【電話】042・775・8801。