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【箱根ターンパイク】伊豆箱根観光の交通を支え、開通から60年!記念企画を実施

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【箱根ターンパイク】伊豆箱根観光の交通を支え、開通から60年!記念企画を実施
開通時の「箱根ターンパイク」(提供)

小田原市から箱根町を結ぶ有料道路「アネスト岩田ターンパイク箱根」が、7月23日に開通60年を迎えた。箱根や富士山、相模湾を眺望できるドライブコースとして、観光客や自動車・バイクの愛好家に親しまれている。

「箱根ターンパイク」は1965年、東京急行電鉄株式会社(現・東急(株))により建設された有料道路。伊豆箱根方面の観光ドライブコースの創出や、国道1号の混雑緩和を目的に建設された。

開通当時の通行料は乗用自動車150円、二輪は100円だった。現在はNEXCO中日本グループの箱根ターンパイク(株)が保有し、管理運営をしている。

3つの区間があり、最初に開通したのは大半が箱根外輪山の尾根上を走る大観山線(現・箱根小田原本線)。小田原料金所から大観山山頂まで、標高差約1000mを駆け上がる約13・8Kmのコースが特徴だ。67年に伊豆方面へ接続する十国線(現・箱根伊豆連絡線)が、72年に西湘バイパスに接続する西湘接続線が開通し、現在の総延長約15・8Kmが完成した。

箱根小田原本線は、道幅が広くカーブも緩やかなことから、ドライブコースとして親しまれている。また道路の貸切が可能なため、CM撮影や未発売車両のプロモーション、マラソンや自転車などのスポーツイベントなどにも利用されている。

ネーミングライツ導入

箱根ターンパイク(株)では2007年以降ネーミングライツ(命名権)を導入し、これまでに東洋ゴム工業(株)やマツダ(株)が取得してきた。18年からは塗装機器メーカーのアネスト岩田(株)が取得、現在は「アネスト岩田ターンパイク箱根」の名称が使用されている。

記念企画を実施

開通60年を記念し、箱根ターンパイク(株)ではフォトコンテストや通行料金割引などの特別企画を実施。詳細は同社ホームページ(https://www.htpl.co.jp)から。

同社の担当者は「歴史のある観光道路として、今後とも箱根・小田原エリアの地域活性化に貢献していきたい」と話した。

住所

神奈川県足柄下郡箱根町小田原市 ターンパイク箱根

問い合わせ

箱根ターンパイク㈱

ホームページ

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公開日:2025-07-24

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