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「かながわシーライド」のルートを県西部に拡充するモニタークルージングツアーを2025夏実施!

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「かながわシーライド」のルートを県西部に拡充するモニタークルージングツアーを2025夏実施!
昨年実施されたモニターツアーではさまざまなアトラクションで来場者をもてなした(神奈川県提供)

湘南と小田原、真鶴の漁港を結ぶ海上交通のモニタークルージングツアーが今夏実施される。江の島を基点に運航している「かながわシーライド」のルートを県西部に広げる狙いで、企画する神奈川県は海と観光が楽しめる海洋ツーリズムの充実を図りたい考えだ。

県はこれまで、海を活用して国内外の観光客を呼び込む取り組み「かながわシープロジェクト」を展開。かながわシーライドはその一環として、昨年3月に完成した「SHONAN江の島桟橋」から三浦半島や大磯港を海上タクシーやクルーズ船で結ぶ海上便。民間事業者の運航で昨年3月に開始され、これまで100便以上を運航、利用者は千人を超える。

今回はシーライドのルートを相模湾全体に広げるための実証実験。昨年実施された小田原漁港と江之浦漁港でのモニターツアーでは、延べ200人以上が参加し、好評を得たことから寄港場所を増やしての実施に至った。

現在は県ホームページなどで8月16日(湘南港―小田原漁港)と17日(大磯港―真鶴港)、9月20日(湘南港―真鶴港※小田原漁港経由)と28日(湘南港―真鶴港)の受け付けが行われている。

地域活性も

モニターツアーでは到着後の食事や体験イベントを用意し、地域活性にも焦点を当てている。ツアー実施にあたり、県は小田原箱根商工会議所などの意見を取り入れたほか、漁港のクルーズ船受け入れや漁船との調整など、関係者と連携しながら進めている。

県によると、ツアーによっては定員を超える申し込みがあり、抽選となる見込みだという。担当者は「漁港を活用した新しい航路でもあるので、船を楽しむだけでなく地域活性も考えながら取り組んでいきたい」と話している。

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開催日

2025年8月16日(土)~2025年8月17日(日)
8月16日(湘南港―小田原漁港)と17日(大磯港―真鶴港)

2025年9月20日(土)
(湘南港―真鶴港※小田原漁港経由)

2025年9月28日(日)
(湘南港―真鶴港)

住所

神奈川県小田原市小田原漁港

ホームページ

外部HPリンク

公開日:2025-07-25

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