大和市内最大級のイベントで、大和の真夏の風物詩として知られる「神奈川大和阿波おどり」(主催/神奈川大和阿波おどり振興協会)の本大会が7月26日(土)・27日(日)、大和駅東側商店街を会場に開かれる。49回目の今年は市内外から延べ50の連が演舞を行う。各連の選抜メンバーで行う総踊りは27日午後4時30分〜、大和中央通りで予定。
神奈川大和阿波おどりは、1977年に新橋通りで第1回大会が開催された。回を重ねるごとに規模が拡大し、現在では「関東三大阿波踊り」の一つに数えられ、毎年およそ30万人が来場する。
今年は振興協会に所属する地元連にくわえ、阿波踊りが盛んな高円寺(東京都)や南越谷(埼玉県)など市外からの連も合わせて延べ50連、およそ1700人が出演を予定する。
2日間にわたる本大会の幕開けを告げる開会式は26日、大和駅東側プロス前で午後4時30分〜。その後、5時〜8時20分にかけて9カ所で流し踊りが行われる。「大和式礼」では恒例の組踊りが観客を楽しませる。
連の選抜メンバーが集結する「総踊り」は、翌27日、大和中央通りで4時30分〜。昨年は新橋通りで行われたが、振興協会によると歩道の広さなど安全面を考慮し、中央通りで実施する。2日目も5時〜8時20分まで各所で踊りが披露される。
振興協会の栗城健会長は18日に行われた本番前最後の実行委員会で「新たなマンション建設も目立つなど、街の姿も変わってきている」と指摘。その上で「多くの方々の理解を得ながら、楽しい本大会を目指そう」と呼びかけた。