山口蓬春記念館(葉山町一色)は蓬春の模写に焦点を当てた夏季企画展「山口蓬春の模写の魅力」を9月15日(月)まで開催している。
同館は、蓬春が東京美術学校日本画科の在学中から卒業後にかけて制作した模写も所蔵。蓬春はこれらの模写を通して伝統的な日本画の技法を学び、新日本画創造の源泉にもなっていたことがうかがえる。同展は蓬春の日本画と模写の両方に焦点を当て、彼の古典研究の軌跡と、時代を超えた名画の魅力を紹介する企画となっている。
関連イベントとして、学芸員による展示解説が9月6日(土)と12日(金)の午後1時30分から開催される。各回とも先着10人で、参加には入館料が必要。8月31日㈰までは、夏休み親子鑑賞期間として高校生以下の子連れの家族は入館料が100円割引きとなる。
入館料は一般600円で、高校生以下は無料。開館時間は午前10時から午後4時30分(入館は午後4時まで)。休館日は毎週月曜日(9月15日を除く)。
同館【電話】046・875・6094