神奈川県立秦野戸川公園内にある「県立山岳スポーツセンター」は丹沢山麓のアウトドア体験施設です。家族や友人みんなで宿泊(要予約)もできるほか、研修棟があります。
そんな県立山岳スポーツセンターの名物と言えば、リード!人工的に作られた壁をロープを使わずに登るミニボルダリングもあり、昨今子どもから大人まで大人気の山岳スポーツ施設です。
この県立山岳スポーツセンターには、主に以下①と②の施設があります。さらに、2020年6月にオープンした③のボルダリング施設「はだの丹沢クライミングパーク」が徒歩数十秒の隣接地に登場!1カ所でスポーツクライミングの全3種目が体験できるのは、県内ではここ県立秦野戸川公園だけです。
①リード:高さ15mの壁を制限時間6分以内にどこまで登れるか?高度を競う。
②スピード(新設):高さ15mの壁を登るタイムを2名で競う。世界記録は5秒台。
③ボルダリング(隣接地に新設された「はだの丹沢クライミングパーク」):人工壁を登って子どもから大人まで気軽に楽しめる。
以下、県立山岳スポーツセンターにある「リード」および子どもが楽しめるミニボルダリング、今回登場したスピード施設を紹介します。
1.高さ15mの巨大壁 丹沢の絶景も
名物はなんといっても高さ15m幅3mの巨大ボルダリング。正確には、こちらはクライミングスポーツの中でも「リード」というもので、ロープを装着し、高さ15mの壁を制限時間6分以内にどこまで登れるか?高度を競います。立ちはだかるようにそびえるこのボルダリングは、なんと傾斜を変えることができる本格派施設です。
なお、利用は有料で予約と資格(神奈川県山岳連盟が実施するクライミング教室修了者及び同等の経験や技量を持つ)が必要。高さ15mの頂を制すれば丹沢の絶景に出合えます。
2.スピード施設が登場!
高さ15mの壁を登るタイムを2名で競います。世界記録は5秒台!前述のリード施設とともに東京オリンピック種目を体験できる貴重な施設です。
ゴール時は、一番上のデジタル装置をタッチします。圧巻の景色。
- 七夕7月7日(日)初開催「スポーツクライミング秦野丹沢カップ」
3.子ども向けミニボルダリング
もっと気軽にボルダリングを体験したいという方には、ミニクライミングウォールがおすすめ。無料で資格なしで楽しめるので、小さな子どもでも大丈夫です。
芝生観覧席と隣接しているので、子どもたちを遊ばせながら、大人は芝生の上でのんびりできます。高さ2mと控えめですが、幅46mというロングボルダリング。大勢の親子連れで賑わいを見せます。
4.雨でも楽しめる屋内ボルダリング
さらに、雨が降っても楽しめる屋内ボルダリングもあります。高さ5m幅5mで程よい大きさです。なお、利用するには事前予約と資格が必要になります。
5.隣接地にオープン!はだの丹沢クライミングパーク
2020年6月にオープンしたボルダリング施設「はだの丹沢暗いイミングパーク」に一足早く潜入しました。料金や駐車場などの基本情報をまとめました。体験レポートとあわせて記事をチェック!