地元企業の協力のもと、地域の小学生が制作した作品の展示会「地域と学校を結ぶアートの新しいチカラ」が、8月18日(土)と19日(日)に開催される。会場は横浜市民ギャラリーあざみ野で、午前10時から午後5時まで。無料
アーティストが学校に出向き、子どもたちに直接指導する取り組み「横浜市芸術文化教育プラットフォーム」のプログラム。市内在住の造形作家・山田裕介さんの指導のもと、すみれが丘小学校=都筑区=の5年生72人が参加したワークショップの成果展だ。児童が制作した金属加工のアート作品約70点が並ぶ。
社会貢献で資材提供
材料となった金属部品等は、送配電システムに関わる総合電力機材メーカーの古河電工パワーシステムズ(株)=あざみ野南=が提供。プログラムのコーディネーターの同ギャラリーが、地元企業の製品を「作品に取り入れたい」と協力を打診。同社は地域活動への協力による社会貢献として提供に応じたという。同社担当者は「電力会社等で使う資材なので作品になるか不安だったが、提供したものが立派なアート作品になって感動した」とコメント。同ギャラリーの森井健太郎館長は「子どもたちが自由な発想で作り上げた作品。ぜひ来館を」と話す。
(問)【電話】045・910・5656