根小屋の蔵元「久保田酒造(株)」(久保田徹社長)と、南区にある相模女子大学・相模女子大学短期大学部の学生が産学連携で進めている梅酒の瓶詰めとラベル貼り作業が9月6日、同社で行われました。
両者は大学構内にある梅の木から収穫した実を使ったオリジナル梅酒『翠想』の製造を2015年から連携して行っています。
この日は学生11人が酒蔵に集まり、貯蔵タンクから梅酒を瓶詰め。その後、自分たちでデザインしたラベルを1枚1枚丁寧に貼りつけ、316本の梅酒を完成させました。
同大4年の山田彩乃さんは「去年は漬け込みまでしか関われなかった。今年は全工程に参加し達成感がある」、同じく4年の関根小梅さんは「自分たちが苦労して造ったものが世の中に出回ることは感慨深い」と話し、「家族や友人と味わいたい」と声を揃えました。同社の久保田社長は「日本酒で仕込んでいるのが最大の特徴。毎年配合を微妙に変えているが、今年はさっぱりとして飲みやすく、とてもおいしくできた」と太鼓判を押しました。
梅酒は9月14日(土)から南区のボーノ相模大野2階にある「sagamix」で、1本2160円(720ミリリットル)で販売されます。