富岡八幡宮秋季例大祭(横浜・金沢区)七ヶ町の神輿練り歩き京急富岡駅へ【9月19日】

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 東之町、並木、中部、シーサイド、西部、下之町、南部――富岡七ヶ町が一致団結して盛り上げる令和最初の「富岡八幡宮秋季大祭」が9月21日(土)、22日(日)に開かれる。富岡一帯がお祭り一色になる2日間だ。
 
 秋季大祭前夜の21日午後6時に富岡八幡宮(金沢区富岡東)で宵宮祭の「祓えの神事」が行われ、2日間の祭りの幕が上がる。神事の後は七ヶ町の色とりどりの万灯神輿がお宮を出発。各町内を練り歩く。
 
 22日は午前10時から「大祭式」を行う。これは同宮に鎌倉時代から伝わる、湯立て神楽を奉納する特殊神事だ。午後1時からは「天皇陛下御即位奉祝渡御」が行われる。例年は富岡七ヶ町がそれぞれの町内会から京急富岡駅を目指す。しかし今年は奉祝幟や社名旗、先導の神様である猿田彦尊や宮司などの第1団を先頭に七ヶ町の大神輿が列になって京急富岡駅まで盛大な連合渡御を行う。
 
 7ヶ町の本神輿がそろって町内を練り歩くのは1991年の同宮の800年祭以来。天皇陛下のご即位を祝う記念渡御となる。猿田彦を務める野本敏明さん(64)は「令和最初の記念すべき渡御を、無事に、皆さんに喜んでもらえるようなものにして終われるように頑張りたい」と話す。

当番幹事は中部

 祭りを取り仕切る当番幹事は毎年、7ヶ町の持ち回り制。今年は中部・谷水会が担当する。今年の実行委員長を務める同会の北上智さん(58)は神輿を担ぎはじめて30年以上が経つ。「1年に1度、思う存分担げるハレの日。体が持つ限りはずっと担ぎたい」と笑顔で話す。また、令和初となる今年の秋季例大祭については「いつもより気合が入っている。盛大にお祝いできれば」と意気込む。

最終打ち合わせの様子

 中部の会員数は60人ほど。昔から住む人が多く、仲が良いという。今年は揃いの半てんとたびの着用を義務づけた。「記念の年なので少しかしこまった感じ」と北上さん。中部の神輿は当日の本神輿ではなく前夜に担ぐ万燈神輿が重く「担ぐと肩にたんこぶが出来るのもしょっちゅう」。重い神輿を担ぐには人手が必要で「最近はどこも若い人が少ないのでもっと参加してもらえたら」と話す。

 1週間前となる14日(土)には富岡八幡宮で各町内の実行委員らが集まって打ち合わせが開かれた。当日の流れなどの最終確認を行い、特別な秋季大祭に向け各町内が気合の入った様子を見せた。

開催日

2019年9月21日(土)~2019年9月22日(日)

住所

神奈川県横浜市金沢区富岡東4丁目5-41

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公開日:2019-09-19

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