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全面建て替え中の「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」がついに2020年4月10日にグランドオープンすることが決定しました(三井不動産10月9日発表)。1998年に日本初の本格的アウトレット施設としてオープンして以来、約20年ぶりとなる全面リニューアルです。
店舗数は80→170店と倍増
店舗数は従前の80店から2倍となる約170店舗なるという新しいアウトレット。今回、建設現場に潜入できる貴重な機会をいただき、独自取材してきました。※情報は2019年11月1日現在のもの
当日予定外の場所まで案内してくれた所長の石橋さん。実は以前にあったアウトレットモールの建設にも携わっていたそうです。「22年近く前に自分で関わった施設を壊して、新しいモールを作るのは感慨がある」と話してくれました。
海辺の環境を生かした施設
施設コンセプトは「NEW MARINA LIFE」。アジア最大級のマリーナ景色を贅沢に取り込んだ施設へと生まれ変わります。
以前のアウトレットモールとは異なり、海辺の開放感や快適さを肌で感じながら買い物が楽しめそうです。
開放性と快適性を備えたハイブリッドモール
まずは、鳥浜の駅から徒歩で行って一番最初に到着するのがAブロックのアーバンゲートです。
こちが建設現場。だいぶ形が出来上がってきていますね。
そして、Aブロックは三井のアウトレットモールとしては初の3階建て。ドーナツ型で中心には2,000㎡を超える大規模な「セントラルコート」が出来る予定です。
こちらが建設現場のセントラルコート。見渡すとかなり広く感じられます。そして何と言ってもこのブロックの特徴は、1階は屋根ありのモールになっているという事です。
1階イメージ(提供:三井不動産)
アウトレットモールは比較的開放的施設型が多く、雨の時に傘が手放せないことが多いですが、こちらの1階は屋根があるので季節や天候に左右されずに買い物を楽しめそうです。
2階3階部分はこれまでのアウトレットのイメージです。通路の両側に店舗が並びます。
海を眺めるフードコート
海側に配置されているのはCブロック。マリーナに面した屋根は、海辺の倉庫をイメージした切妻屋根となる予定。中に入るのは、フードコートと「BAYSIDE FOOD HALL」。かなり広い飲食スペースが出来上がるようです。
そして、外の風を感じながら飲食を楽しめるテラス席が、1階の海側店舗と2階のフードコート内に設置されます。
「くじらの大屋根広場」
おなじくCブロックには、2層吹き抜けの「くじらの大屋根広場」も設置予定。中央に大きなクジラをかたどった人工芝のマットが。クジラは以前の施設の開業当初から、このアウトレットモールのシンボルです。
アクセス
現地は金沢シーサイドライン鳥浜駅から徒歩約10分。車では、横浜横須賀道路の「並木出口」、首都高速湾岸線「杉田出口」、どちらからも約10分。駐車場はBブロックの上階と、その奥の立体駐車場。全部で約3,000台分の駐車場が出来る予定です。
アウトレットだけど買い物だけじゃない
ぐるっと案内していただいて感じたのは、「アウトレットだけど、買い物だけじゃない楽しみがたくさんありそう」という事です。イベントスペースが充実していることや滞在することが気持ち良さそうな空間があること、そしてワークショップやアクティビティが楽しめる店舗が入る、など4月の開業が今から楽しみです。
レアリアでは今後も、「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド」の情報を随時アップしていきますので、お楽しみに。