熱気溢れる土俵!大和市の諏訪神社で「下鶴間子ども相撲大会」

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熱気溢れる土俵!大和市の諏訪神社で「下鶴間子ども相撲大会」

 大和市下鶴間にある諏訪神社境内の特設相撲場で8月6日(日)、第33回目を迎える「下鶴間子ども相撲大会」が開催されます。下鶴間連合自治会が、毎年この時期に主催しているもので、土俵作りをはじめ、呼び出し、行司役、運営などすべてを地元自治会が担う、まさに手作りの相撲大会です。

 白いまわしに真剣な表情で対戦に臨む子ども力士たちは、この日のために練習を重ねてきた地元の小学生男子児童です。団体戦(総当たり戦)、個人戦(勝ち抜き戦)と熱気あふれる勝負が繰り広げられます。例年、土俵上で真剣になって相撲をとる子どもたち。わが子の姿を見守る保護者と応援する人たちが一体となる、下鶴間の伝統行事として親しまれてきました。今年も諏訪神社に「はっけよい のこった!」の掛け声が響き渡ります。頑張る子ども力士たちの姿は一見の価値があるでしょう。

【戦争で一時中断も復活遂げた33年続く下鶴間子ども相撲】

 明治17年5月に第15代横綱・梅ケ谷藤太郎(うめがたにとうたろう)が同地区にある観音寺で奉納相撲を行ったことがきかっけとなり、諏訪神社で毎年夜宮の日(9月5日)に「青年相撲大会」が開かれるようになったと言われています。同大会は太平洋戦争で中止となってから長らく開催されることはなかったのですが、昭和59年(1984年)地域の文化を子どもたちに継承することと、青少年健全育成を目的として「子ども相撲」として地元自治会手動により復活。以来、毎年8月の第一日曜日に開かれるようになりました。

 下鶴間子ども相撲大会によると、子ども相撲の目的は、『日本古来のスポーツである相撲を通して、将来光り輝き、時代を担う子ども達の心身の鍛練と健康の増進を図り、健全で健やかな成長に資すること』とされています。

【大和市指定重要有形文化財が眠る諏訪神社】

 諏訪神社の創立年は不明。祭神は建御名方命(たけみなかたのみこと)。いずれも非公開ですが、大和市指定重要有形文化財「御神像」(彫刻)、「北辰一刀流奉納額」(工芸品)があります。大和の歴史スポット、子ども相撲の観戦とともに散策を楽しんでみては?

開催日

2017年8月6日(日)
09:00 〜 15:30

住所

神奈川県大和市大和市下鶴間2540 諏訪神社

問い合わせ

鈴木五郎さん(大和市自治会連絡協議会)

電話

080-3390-6633

080-3390-6633

公開日:2017-05-30

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