会場は溝口神社
緊急事態宣言が解除されたとはいえ、厳しい状況が続く地元の飲食店を応援しようと5月30日(土)、1日限定のテイクアウト企画が行われる。
「神社deドライブスルー」
これは川崎西ロータリークラブ有志らのバックアップを受けて実施されるもの(主催は高津元気会)。「神社deドライブスルー」と銘打たれ、会場は溝口神社の駐車場を予定。当日は高津区内の9店舗から各々腕を揮った自慢のテイクアウトグルメが延べ300食分用意される。また来場者は車から降りることなく、メニューを見ながらお気に入りの料理を注文、受け取る事ができる(徒歩やバイク、自転車での来場も可能)。
地元有志で企画
催しを前に23日には会場駐車場で事前のシミュレーションが行われ、車の誘導や注文から受け渡しまでの流れなどを念入りに確認。こうした裏方を担当する同クラブ有志の一人、渡邉直人さんは「イベント自粛などの時流を踏まえ安全面にも配慮した。高津区の飲食店経営者の役に少しでも立てれば」と話し、多くの来場を呼び掛けている。
新たな味、出会いの場に
一方、参加9店舗の取りまとめ役を務める木村俊之さんは、3カ月以上にも及ぶコロナ禍の影響は区内飲食店によってとりわけ深刻、としながらも今回のテイクアウト企画に何とか光明を見出したい様子。「地元グルメの美味しさを新たに知ってもらえる貴重な機会なので、各店とも張り切って真心をこめたメニューを提供できれば」と意気込みをみせている。
区内で広まる支援の輪
高津区内では本紙紹介分だけでも「情報集約サイト開設」(4月24日号)や「マップ発行」(5月15日号)、さらに「販売スペース無償提供」(5月22日号)と、飲食店のテイクアウトをバックアップする話題が相次いでおり、今回の企画も”アフターコロナ”を生き抜く上での重要な契機とみられている。
「神社deドライブスルー」に関する詳細問合は【電話】044・299・8310/木村さんへ。