判断能力が不十分な本人に代わり法的な問題を解消し、本人の権利を守る「成年後見制度」。この制度の概要や利用することで得られるメリットなど、成年後見制度の「いろは」が学べる市民向けの「成年後見制度がよくわかる講習会」が11月12日ウィリング横浜と12月17日横浜市健康福祉総合センターで開かれます。
主催は横浜市の成年後見制度利用促進に向けて中核的な役割を担う「よこはま成年後見推進センター」(今年4月に開設)です。運営は横浜市社会福祉協議会の横浜生活あんしんセンター(延命政之所長)が担っています。

成年後見制度や権利擁護の相談に応じています
法律の専門家が登壇
講習会では、神奈川県弁護士会に所属し高齢者、障害者の権利に関する委員会企画部会長などを務められるとともに、成年後見人などの受任経験も豊富な角田勝政弁護士が登壇します。
- 成年後見制度の目指すもの
- 「親族」と「後見人としての親族」の違い
- 利用するための手続き(申立て)の流れ
などを角田弁護士がわかりやすく解説。
(1)成年後見制度の利用を検討している申立て予定者の方
(2)成年後見制度の利用を必要としている親族がいる方
(3)身近な人が利用を勧められるなど、制度概要や利用方法を知りたい方
などが対象となります。
また、講習会の参加者から先着5人限定で後見実務経験のあるよこはま成年後見推進センターの職員が個別相談に対応。申し込み時、事前に質問を受け付けます。
申し込みは下記から
11月12日(9:30~11:30)先着40人(定員に達したため受付終了しました)
横浜市営地下鉄「上大岡駅」下車徒歩3分 ※個別相談会は11:40~12:00
12月17日(9:30~11:30)先着40人(定員に達したため受付終了しました)
JR京浜東北・根岸線、横浜市営地下鉄「桜木町駅」下車徒歩2分 ※個別相談会は11:40~12:00