歴史が息づく藤沢の文化遺産と現代アーティストたちの共演となる「藤沢今昔・まちなかアートめぐり2020」が11月23日(月・祝)までの土曜・日曜・祝日に、市内3会場で開催されています。
今回は、市内や近隣在住の現代アーティスト7人が、空間内に作品を展示することによってその空間をアート空間に変える「インスタレーション」という手法を用いています。かつて旧東海道藤沢宿として栄えたこの場所では、蔵や町屋といった文化遺産が豊富にあり、これら文化遺産を生かしながら現代アートを展示しているということです。
この鉄筋と木材、建築材、廃コードを組み合わせた作品は、藤沢市本町出身の原田暁さんのもの。「宿場町の木造建築から着想を得て、樹木と木材を活かした作品を制作しました」と制作意図を話します。
会場は、関次商店(藤沢市本町)・旧稲元屋呉服店(藤沢市本町)・有田家(藤沢市大鋸)で、時間は午前11時から午後4時まで。関連事業としてふじさわ宿交流館で、パネル展も開催しています。