武蔵新城駅そばの放課後等デイサービス「アンメット子供教室」。2020年5月にオープンし、発達課題や学習・体感が気になる子どもたちを支援しています。オープン時から小学1年生のしゅんくんを通わせるお母さんと担当の西山先生に、お子さんの変化や教室の雰囲気について話を聞きました。
教室選びの決め手は、しゅんくんの「ここが良い」
昨年、SNSでオープンを知って見学を申し込んだお母さん。「息子は雰囲気が気に入ったようで、『ここがいい』と。すぐに入会を決めました」と言います。
得意を生かす勉強プログラムで「50音が分かるように」
- しゅんくんは週に3回、午後3時~6時前まで通っています。教室でのスケジュールは、「勉強→おやつ→集団プログラム→自由時間」。勉強の時間には、一人ひとりに合ったアプローチで勉強の習慣化を図っています。話すことや読み書きが苦手だったしゅんくんも、西山先生のある工夫によって大きな変化が現れました。
お母さん「言葉が遅い子で去年の4月は名前の読み書きもできなかったんですが、今ではテレビや街中の平仮名を読み上げてくれるようになりました」
西山先生「しゅんくんと向き合う中で、平仮名を読めないことでもともと持つ能力を発揮できずにいると気付きました。そこで、しゅんくんが好きなゲームのキャラクターの名前から平仮名を覚えられるカードを作って楽しく学んでもらうことにしたんです。平仮名を覚えると、得意な計算力も伸びてきました」
- 実際、教室に通うようになって約半年で、1年前のIQから30ポイント近く伸び、しゅんくんはもちろん家族の皆様も喜んでいる様子。
「できる」が増えると、精神的にも成長する
- できることを少しずつ増やしているしゅんくん。最近は、精神的にもぐんぐん成長を見せています。
西山先生「以前は苦手な勉強のとき『眠い』と言って嫌がっていました。でも最近は、一度はやってみることができるようになりました。思い通りにならないことを我慢できるようになったんですね」
お母さん「家でもゲームで負けると泣きながら2階に走っていっていたのですが、今は上手く気持ちを切り替えているようです」
息子の成長が楽しみ「先生はお医者さんみたい」
お母さん「しゅんが言葉を覚え、気持ちも切り替えられるようになり、私自身とても楽になりました。一人ひとりに向き合い、得意を伸ばす先生はお医者さんみたい。助かっています」
西山先生「できないことをずっとやらせても意味がない。しゅんくんが楽しく成長できる方法を考えていきましょう!」
レポート後記
夕方、教室にお邪魔すると子どもたちが元気いっぱいに出迎えてくれました。集団プログラムのカルタの時間は真剣そのもの。気負わず伸び伸び過ごす様子に心が温まり、思わず笑みがこぼれました。また、子ども一人ひとりの言葉や表情の変化を見逃さない先生たちの姿も印象的でした。この温かな雰囲気を多くの方に感じていただければと思います。
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