2015年に結成し、演奏の場を広げてきた〝N響〟メンバーによる弦楽四重奏団「鶴クァルテット」―2021年7月14日(水)、和光大学ポプリホール鶴川(小田急線鶴川駅北口から徒歩3分)で第6回公演が開催されます。午後3時開演。

パンフレット表
ベートーヴェンに加え、武満徹とヤナーチェク
6回目となる本公演では、これまで毎回弾き込んできたベートーヴェンに加えて、武満徹とヤナーチェクの作品に挑みます。
プログラム
- 武満徹:ア・ウェイ・アローン
- ヤナーチェク:弦楽四重奏 第2番「内緒の手紙」
- ベートーヴェン:弦楽四重奏 第15番Op.132
青木調よりごあいさつ
世界中のパンデミックにより日常や活動の場が制限されてしまっている人が多い中、私たち音楽家は音楽をやる切実さを求められていると思います。今、みんなの心を癒すのはもっとわかりやすい曲だったかもしれませんが、少し難しいプログラムになってしまいました。
海外からの指導者がほとんど来られなくなった昨年、こんなときだからとあまり演奏されてこなかった日本の作品に出会い、とても良かったので「クァルテットでも武満を弾いてみよう」という気になりました。
ヤナーチェクのこの作品はドラマティックでオペラのようで、人生で最後になる年に残したとは思えない情熱的な音楽に感動します。ベートーヴェンの作品はこの上ない魂の救いのような音楽です。
なお、今回からヴァイオリンの第一第二は猶井さんと交代で受け持つことにしました。
鶴クァルテット
- 青木 調(アオキ・シラベ)/ヴァイオリン
- 猶井 悠樹(ナオイ・ユウキ)/ヴァイオリン
- 中村 翔太郎(ナカムラ・ショウタロウ)/ヴィオラ
- 宮坂 拡志(ミヤサカ・ヒロシ)/チェロ
チケット情報
全席自由 一般2,000円 大学生以下1,000円(税込)
有料配信1,000円(税別)
※本公演は、テレビマンユニオンチャンネルで有料配信されます。公演と同時刻にライブ配信されるほか、公演終了後も3か月間視聴可能です。
https://members.tvuch.com/v/classic/88/
詳細はテレビマンユニオンのホームページへ