神奈川の観光名所45選 水郷田名の地で創業
相模川の河岸にある相模原市中央区水郷田名。この地には、かつて筏や高瀬船が行き交う水上交通の流通路として栄えた相模川を渡る「渡し場」がありました。
- アユ漁や鵜飼いといった観光資源にも恵まれ、旅館や料亭が立ち並ぶ歓楽街として隆盛を誇り、昭和10年(1935年)には神奈川の観光名所45選に選ばれて、水郷田名の名は広く知られることとなりました。
新築注文住宅やリフォームから不動産活用コンサルまで
建築会社「有限会社トータルハウジング久野」は、現在の代表取締役社長である久野新一さんの祖父・久野藤一さんが、大正時代に水郷田名の地に創業。会社としては大正14年(1925年)5月に設立されました。その後、事業は藤一さんから久野社長の父である久野利昭さんへと承継。そして、久野新一社長が27歳の時に、3代目としてそのバトンは引き継がれました。
- 現在は事業を拡大し、新築注文住宅やリフォーム、店舗の設計・施工、土地・建物・マンションの仲介、不動産賃貸業、不動産活用コンサルティングなど、幅広い業務を展開しています。
施工力は全国トップクラス
トータルハウジング久野は全国トップクラスの施工力を誇ります。それを示すのが、第三者住宅検査機関のホームリサーチが主催する「全国工務店グランプリ」での実績。このグランプリは、ホームリサーチに加盟する全国の工務店を対象に、基礎、屋根工事、防水、内装下地など9項目の総合的な工事力を競うもので、年1回実施されています。
10回を数えるこのグランプリに第1回から参加しているトータルハウジング久野は、2021年に1579社の中から全国上位4社に選ばれ、「三ツ星工務店 金の楯」に輝きました。
- 全国では3年連続の「金の楯」受賞、神奈川エリアに限ると10回連続1位という快挙を成し遂げているのです。
久野社長は、「仕事の依頼をいただけたからこその賞ですから、まずはお客様に感謝したいです」と受賞について思いを述べ、「いつも通りに取り組んでいることが評価されたということは、会社として高いクオリティを維持する方針が根づいているということです。受賞におごることなく、また次のステップへつなげていきたいですね」と語ります。
注目の断熱システム「Air断」(エアだん)の取扱工務店
トータルハウジング久野は、ホームリサーチが開発した特許取得の断熱工法「Air断」(エアだん)の取扱工務店でもあります。
「Air断」は、家の各所に設置したファンをマイクロコンピューターで自動制御し、冷暖房熱や床下熱を効果的に循環させるというのが基本的な仕組み。居住空間と外壁の間の通気層を利用した空気の層で外界の温度を遮断、ファンにより地盤熱を取り入れて活用、ファンとセンサーで家全体の温湿度を快適に管理、といった特徴があり、結露・ホコリ・生活臭の抑制、冷暖房費削減などの効果を発揮します。
見学できます!Air断東京モデルハウス【相模原市緑区】
2021年3月、トータルハウジング久野は、エアコン1台で家全体が年中快適、冬暖かく夏涼しい家を実現するホームリサーチAir断の東京モデルハウスを、相模原市緑区長竹に建築しました。
- 「コロナで換気に気を遣っている方も多いと思いますが、せっかく暖めた空気を外へ出すことに矛盾を感じていませんか。Air断なら窓を開けずに換気でき、花粉対策もばっちり。新築をお考えなら、ぜひ一度ご見学を」と久野社長は話します。
「地域密着」を体現する地元の「名物社長」
生まれも育ちも水郷田名。地域愛にあふれる久野社長は、「とにかく相模原を盛り上げたい。水郷田名という小さな地域から発信していきたい」と熱く語ります。
- 2018年に、相模原市の一大観光イベントである「相模原納涼花火大会」の実行委員長に就任。1951年(昭和26年)からこの地で続く伝統ある名物イベントの舵を取っています。また、2022年からは水郷田名観光協会の会長も務めており、もはや地域のまちづくり・まちおこしには欠かせない存在です。
加えて、久野社長は2021年6月に公益社団法人全日本不動産協会さがみ支部の支部長に就任。相模原市・座間市・厚木市・大和市・伊勢原市・海老名市・綾瀬市・愛川町・清川村の不動産業者で構成される支部のまとめ役を担い、不動産業の発展にも努めています。
トータルハウジング久野は、まちを想い、何に対しても本気でぶつかる「名物社長」が3代目を務める、建築会社の枠を超えた地域のリーダー企業といえるのではないでしょうか。