正月飾りや書初め、古札などを燃やして1年の無病息災を祈る「どんど焼き」が、1月9日と10日に宮前区内各地で行われた。
とんもり谷戸周辺では2年ぶりに団子の配布も
とんもり谷戸周辺では10日、地元農家など地域住民で結成された「どんど焼き実行委員会」(山田佳一朗実行委員長)の主催で実施。2022年は食べると健康になると言われる団子を2年ぶりに配布し、来場者が約1メートルの枝の先に付けた団子を焼く姿が戻った。近隣に住む男性は「団子を焼くのが久しぶりで懐かしかった」と話す。会場では地元野菜や甘酒の販売も行われ、2時間で約800人が来場する盛況ぶりだった。山田委員長は「工夫しながら続けることが大事。多くの方が楽しんでくれてうれしかった」と笑顔で語る。
東名犬蔵公園では焚き上げのみ
犬蔵自治会(持田俊夫会長)は東名犬蔵公園で9日に開催し、自治会員333人が参加。例年行う雑煮などの振る舞いは行わず、焚き上げのみを行った。持田会長は「状況をみて縮小開催になった。多くの方にご理解とご協力を頂き感謝したい」と話した。
土橋神社では2月上旬予定
今後、馬絹神社と有馬神明社では、どちらも1月14日午後2時から、土橋神社では2月上旬に行われる予定。