宮前地区連合町内会(持田和夫会長)が3月7日、「日帰り視察研修会」を2年ぶりに行った。同会は交流と学びを目的に、毎年さまざまな場所で研修会を実施。今年は単位町内会の会長ら32人が参加し、「国際戦略コンテナ港湾」に位置付けられている川崎港などを巡った。
一行は、高橋哲也前宮前区長(川崎臨港倉庫埠頭株式会社会長)の案内で「かわさきファズ物流センター」と「川崎港コンテナターミナル」を視察。商業港としての機能を担うコンテナ対応型物流拠点についての説明を受けた。その後、向丘地区連合自治会の関係者と合流して、開通直前の川崎区殿町と羽田空港をつなぐ新しい橋「多摩川スカイブリッジ」を視察。世界初の水素ホテル「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」では、近隣の事業所で作られた使用済プラスチック由来の低炭素水素をパイプラインで運び、電気や熱に変換してエネルギーの3割を水素で賄っていることを学んだ。
持田会長は「研修会を開催できて良かった。高橋前区長に大変お世話になった」と話した。