米国のペリー提督が蒸気船2隻を含む艦船4隻で浦賀に来航したのが今から170年前の1853年。この節目となる年に来航期の浦賀・久里浜の歴史に光を当て、丁寧に紐解いていく講座「ペリー来航 1853年〜1854年」が横須賀市民大学の一環として開かれる。横須賀市生涯学習センター(まなびかん)の主催。
ペリー来航前史から来航時に奉行所の役人らが取った行動、黒船に対する市井の人たちの反応、久里浜上陸の顛末などを横須賀開国史研究会会長の山本詔一氏が解説していく。
座学だけでなく、チャーター船に乗船して浦賀水道からペリーの足跡を検証する特別クルーズ(フィールドワーク)もある。
5月17日開講、7月19日までの毎週水曜日に実施(全10回)。時間は午後1時30分から3時30分。定員120人で受講料7200円。
多彩な学び全23講座
5月から順次開講する市民大学の前期講座は、芸能・芸術、地域学、生活健康、歴史遺産など全23タイトル。多彩な学びが用意されている。詳しい講座内容と申し込み方法は同センターのホームページ(【URL】https://manabikan.net/)に詳細情報。申し込み締切は4月24日(月)の午後5時まで。