『アウトドアライフを非日常から日常に』とのコンセプトとともに、住民同士の“コミュニティづくり”を掲げる神奈川県・山北町で最も新しい町営住宅「みずかみテラス」(2022年8月完成)。西丹沢の山々や清流に囲まれた“アウトドアライフ”を求め、横浜や藤沢、埼玉など各地からここ山北町に移住してきた入居者の皆さんが、どんな“みずかみテラスな暮らし”を送っているのかシリーズで紹介します。第1回はBBQ大好き!北野さん家族を訪ねました。※この情報は2023年7月27日現在の情報です。
どっぷりな自然と!子どもの成長を間近に/北野さんファミリー
「僕、山北町の観光大使になりたいくらいです。それだけ山北町はとても良いまちです」。BBQ大会を開催した、みずかみテラス入居者交流会でそう話してくれた北野さん。
東京・三軒茶屋を離れ、実家のある伊勢原に仮住まいをしながら、自然豊かな中での子育てを夢見ていざ住まい探し。【神奈川】【テラス付き】【築浅】【BBQ】…理想の条件でたどり着いたのが「みずかみテラス」でした。
見学に行くと「神奈川でこんなに条件が揃っているところはここしかない!」と即決。家族3人+ワンちゃんと山北移住生活をスタートしました。
おとなりさんと焼き鳥×ビールで物々交換
「一番のお気に入りポイントは、テラスでBBQができるところです」。プライベート空間のテラスでは、思い立ったらすぐ七輪をセット。焼き鳥タイムへ。
テラス付きのメゾネットタイプで暮らす北野さんは、夫婦そろってアウトドアが大好き。
テラスを一段おりると、家庭菜園もできる庭が。収穫したナスやトマトといった野菜、バジルも食材に活用し、BBQを楽しんでいます。
気が付いたら夜はBBQ
「おとなりさんとしょっちゅうBBQしているんですよ」。みずかみテラスは、自然と会話や助け合いが生まれるよう昔の“長屋”のような住宅設計になっています。となりの庭から庭へとつたってきて、「何してるの?」と話しかける子どもたち。「焼き鳥だよ。じゃあ、お家のビール1本と交換しようよ」。
こんな粋な会話が成立するのも、みずかみテラスならでは。焼き鳥1本から、やがてお隣さん家族と一緒にBBQの夜を過ごしていたなんてことも珍しくありません。「戸建てではなくて、集合住宅でいつでもBBQが楽しめるこの環境は都内では絶対に叶わないですね」。
先日は、入居者同士でキャンプ場へ。「麓に家がある、というだけで帰るのもすごく気が楽です。40分くらいです」。みずかみテラスキャンプ部発足!?の予感です。
少し前までは、都内企業に働き詰めで、帰宅も遅い仕事だったご主人。移住を機に山北町内でキャンプ場などを運営する企業に転職しました。「なんでも近いのが一番ですね。帰りも早いので、子どもの成長も感じられて幸せです」。
夏場は、カエルの大合唱が。「鳴いていない日は眠れないくらい」と今や子守歌のような感覚に。五感もフル活用できるこの環境を前に、「子どもには逞しく育って欲しいです」と北野さん。
流しそうめん大会も企画
はじめて迎える夏。地域の人が竹を用意してくれるとのことで、流しそうめん大会をしようと入居者同士で企画中です。「本物の竹で流しそうめんが楽しめるなんて都会じゃ考えられないですよね。長~い竹をつなげてみたいです」。
みずかみテラス敷地内は基本的に「ルールは自分たちで作っていく」というポリシーを事業者が掲げています。
みんなが楽めるように、みんなでルールを決めて考える。みずかみテラスにしかない生活が満喫できる根っこの良さは、そこにあるのかもしれません。
「この何もない、ありのままの自然が残っている山北町がいいんです」。『アウトドアライフを非日常から日常に』と掲げるみずかみテラス。まさにそれを叶えた暮らしを満喫している北野さん家族がいました。