「ラフティングボート体験会」
NPO法人多摩川エコミュージアムが主催する「ラフティングボート体験会」が7月22日、登戸駅付近の多摩川で行われた。天候に恵まれた中、親子10組が多摩川の自然を楽しんでいた。
最初に川の中で溺れた場合を想定した「安全講習」を実施。その後、多摩水道橋と二ヶ領宿河原堰手前までの約1・5Kmの間を「1、2、1、2」と、タイミングを合わせてパドルをこいだ。
SUP体験も
また、ボードに立って水上を進むSUPの体験も。親子で参加した後藤蒼汰さん(7)は「最初はこいでもなかなか進まなかった。でも、段々と慣れて川を進んでいけるようになって楽しかった」と笑顔を見せた。父親の葵さん(40)は「近場でこのような自然を満喫できる体験ができるのはとてもありがたい」と話した。

魚などを捕まえる親子ら
がさがさ体験も
その後は、二ヶ領用水宿河原取水口近くで川の中で生き物を捕まえる「がさがさ体験」や投網を投げる方法も教わった。最後には、同館のスタッフが石や植物、鳥、魚などの多摩川の自然環境を説明。企画を担当した流田克己さん(70)は「事故もなく、楽しんでもらえた」と振り返った。
今後は8月26日(土)、9月16日(土)に開催。詳細は同館ウェブサイト。