featureBanner
NEW

生田麻衣子の「一生モノの姿勢と歩き」 第4回 キレイに歩くための実践ポイント5選

シェアする
生田麻衣子の「一生モノの姿勢と歩き」 第4回 キレイに歩くための実践ポイント5選

 颯爽と歩く姿、憧れますよね。でも、自分の歩き方って意外と分からないもの。実は、ちょっとしたコツで、あなたの歩き方もグッと魅力的になります。姿勢、歩幅、腕の振り方… 普段の意識を変えるだけで、格好よくキレイな歩きに近づける5つのポイントを、専門家の視点から具体的に紹介します。

まずは、基本の3つのポイントのおさらいです。

1.目線を上げる意識

第二回のコラムでもお伝えした『正しい姿勢』を作るために、まず目線を上げて歩きましょう。目線を上げる目的は、頭の位置です。頭が背骨の真上に乗ることで、良い姿勢で歩くことができます。

2.普段より少しだけ大股の意識

大股で歩くことで、膝が伸びやすくなり、足裏でしっかり大地を踏めるので運動効果も高まります。大股の意識は、自然と片足で立つ時間が増えますね。これがバランス力、体幹、脚力を鍛えることにつながる、質の高い歩きとなるのです。

3.身長を高くする意識

脚ばかりに意識が集中していませんか?キレイに歩くためには、脚だけではなく上半身も大事な役目を果たします。『身長を高く』のイメージで歩くことで、体幹も使える歩きに。脚への負担が軽減されて楽にグングン歩けるようになりますよ。

続いて、さらにキレイに歩くためのポイントです。

4.踵(かかと)全体で“ふわっと”着地の意識

つま先を上げ過ぎず、踵(かかと)全体で優しく着地しましょう。つま先を上げ過ぎると、足首を柔らかく使えず、踵からの強い衝撃が膝や股関節に負担がかかります。足音も大きくなるので要注意です。着地する場所は、骨盤幅より外側に出ないようにしましょう。特に女性は、なるべくおへその前(体の真ん中)に着地することを心がけると、体のシルエットも細く見えます。

5.脇を閉めて腕を振る意識

腕は前に振るのではなく、『後ろに引く』意識で動かしましょう。肩甲骨が動き、肩が開きやすくなるため姿勢改善にもつながります。肩こりが軽減されるだけでなく、ハツラツとした若々しい後ろ姿が手に入ります。

まとめ

美しい歩き方は、意識ひとつで手に入れられます。視線を上げ、身長を高く、歩幅を広げる。たったこれだけのポイントで、あなたの歩き方は劇的に変わります。今日から早速、意識して歩いてみましょう。素敵なオーラを発すること、間違いなしです。

<次回へ続く>

◆ライター プロフィール

ウォーキング講師 生田 麻衣子

神奈川県横浜市生まれ。14歳でモデルデビュー後、TVCM、雑誌、ショー、企業広告等、幅広く活動。2018年、㈱WALK&WALK代表 我妻啓子との出会いをきっかけに、プレシャスウォーキング®インストラクターの資格を取得。企業、学校、行政からのご依頼講座等、湘南を中心に幅広い世代にウォーキングレッスンを開催中。

ふじさわ歩くページ

住所

神奈川県藤沢市

公開日:2024-11-01

関連タグ

同じ特集の記事