湘南エリアの賃貸住宅でおなじみ「ユーミーらいふ」のグループ企業として、地元の職人集団「湘南マイスター・ネットワーク」と共に、人と建物を通じた地域のコミュニティーの創造を掲げる株式会社marukan(マルカン/本社:平塚市河内)。
「自分らしさ」を大切にしながら、木造アパートやリノベーションなど、社員の個性や発想がキラリと光る施工が得意な、地域密着企業です。
「施工管理」の仕組みづくりにも着手 marukanでキャリアアップ
株式会社marukanで施工管理を担う中村光希さん(27)は、2018年に新卒入社し、現在7年目。
marukanが手掛ける木造建築ブランド「aruka」(アルカ)の物件などを担当してきました。
- arukaの外観
- 白を基調とした内装
- 明るい室内
現在は施工管理の本部スタッフとして、デジタルツールを駆使し、お客様が喜ぶ施工管理の仕組みづくりを推進しています。これからのキャリアアップとやりがいについて取材しました。
施工管理のDX化と業務改善を模索する日々
中村さんは、各工事の重要性を深く考え、日常業務を指示しています。
例えば、各作業の必要性や、手抜きがもたらす影響など、工事工程における作業一つひとつの根本的な意味を理解してもらうことを大切にしています。
「お客様に情報を発信し、建築に対する不安を払拭することで、安心していただけるよう努めています。着工から引き渡しまで、木造建築の管理・監督を行い、経験や勘に頼らず、施工基準を定め、職人さんによって品質が変わらないよう、すべての工事を数値で管理し、全現場で同じ品質を維持しています」
大工の経験を積んだからこそ理解できる施工の重要性と、お客様の気持ちに寄り添った施工管理の体制で、お客様からの信頼も厚いといいます。
初めて自身が現場監督を務めた際、お客様から「ありがとう」と言われた喜びが、そのスタンスを貫く原動力となっています。
個性を輝かせるキャリアアップと教育体制の構築
「小学生の頃から、ぼんやりとですが建築に関わりたいと思っていました」
そう語る中村さんは、高校卒業後、宮崎県の木造建築専門学校に進学し学びました。
しかし、実際に働いてみると、学んだこととは全く違うことばかりだったといいます。
自身の苦労を知っているからこそ、後輩たちが現場で早く活躍し、一人前の施工管理者として稼げる仕組み作りや教育体制を推進しています。
中村さんの経験から、「実際の現場は覚えることが多く、新人の中には辞めてしまう人も多いのが現実です。一人前になる前に辛くなってしまうこともあります。」と語ります。後輩がなかなか定着しない状況に、「これではいけない」と感じるようになったといいます。
「ゼロからスタートする人にもわかりやすく、優しいマニュアルを作ることで、社員が自分の力でゆるやかに成長できる働きやすい環境を作りたい。仕事とプライベートのメリハリをつけることで、充実した人生を送ってほしい。また、自分自身も人材育成を行うことで、『中村さんみたいになりたい』と思ってもらえる姿を見せていきたい」と、自身のキャリアアップについても考えるようになったといいます。
「自分がこうなりたいというビジョンと計画性を持ち、地域社会に貢献してほしい」と、仕事を通じた自身の成長と次世代の育成への熱い想いを、優しい笑顔で語っていました。
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