土地オーナーの“夢かなえる”企業で働く
湘南エリアの賃貸住宅でおなじみ「ユーミーらいふ」のグループ企業として、賃貸マンションやアパート、商業施設から高齢者・医療施設、官公庁まで、あらゆる建設現場の施工管理を手掛ける丸山工務所(本社:藤沢市)。
土地活用を目指すオーナーの夢をかなえるパートナーとして、着実に信頼を築いてきた丸山工務所を支えているのが、現場で働くスタッフです。湘南エリアを中心に施工実績を伸ばす中、丸山工務所で働くやりがいはどんなところにあるのでしょうか。
あらゆる管理担う「現場代理人」
丸山工務所発祥の地である神奈川県平塚市では、2つの賃貸プロジェクトが進んでいます。両物件とも、同社が得意とするRC(鉄筋コンクリート)造のマンションで、公共建築から住宅まで多様な建築設計を行う「アイ・エフ建築設計研究所」の代表であり、多くの受賞歴を持つ吉羽逸郎氏とともに手掛ける共同住宅です。
その現場を任されているのが、工事本部係長の中道健太郎(33)さんです。現場で中道さんを取材してきました。
中道さんは、物件の着工から完成引き渡しまでの工程において、あらゆる進捗管理を行う現場代理人を担っています。その仕事内容は、品質管理や工程管理はもちろん、原価管理や安全管理まで多岐にわたります。
「実際の工事は専門の協力工事業者さんが行うので、オーナー様の要望を整理し、職人さんたちの仕事に落とし込むのが私の役目です」と中道さんは話します。工期が決まっているとはいえ、現場では様々なトラブルが発生することも。そのため、状況に応じた的確な判断力や問題解決能力が求められるといいます。
求められるのは“コミュ力”
33歳の中道さんにとって、共に現場で働く職人さんの多くは父親や祖父の年代にあたります。
「私は会社員ですが、相手は職人さん。立場の違いにギャップを感じることもあります」といいますが、工程表をもとに職人さんたちの仕事の進捗を管理することも大切な仕事です。
「職人さんも私たちも、いいものを作りたいという思いは同じ。同じ方向を向いて仕事を進めていくためには、コミュニケーションが何よりも重要だと感じています」(中道さん)
「挑戦できる会社」
中道さんは大学の建築学科で学び、大学院卒業後に丸山工務所に就職しました。周囲が大手ゼネコンなどを志望する中、丸山工務所を選んだ理由は何だったのでしょう。
「大手は仕事が細分化されていて、一つの領域でしか技術を高められないと思いました。その点、丸山工務所はグループ企業の強みを生かして住宅に関するあらゆる業務を経験するチャンスがある点に惹かれました。湘南を中心に、地域密着で仕事ができる点も魅力でしたね」(中道さん)
仕事の領域を広げるため、中道さんは働きながら資格試験予備校に通い、一級建築施工管理技士と一級建築士の資格を取得。4年目には、現場代理人としての仕事を任されるようになりました。
若くても、やる気さえあれば責任あるポジションを経験できる環境に、中道さんは「挑戦させてもらえる社風なので、責任感を持って自分の力を発揮したい人にはピッタリだと思います」と言います。
働き方改革進む建設業界
休日は、愛猫の「勘吉(かんきち)」と過ごす時間が何よりの息抜きという中道さんですが、中高時代に熱中したバスケや、連休にはキャンプに繰り出すなどアクティブな面も。オンとオフをしっかりと切り替えて、リフレッシュの時間を大切にしているといいます。
長時間労働などのイメージが強い建設業界ですが、2024年4月の働き方改革関連法の施行により、労働時間の上限規制や週休2日の推進が図られることになります。
変化の波に直面する建設業界において、人材獲得競争も激しさを増す中、「社員一人一人の成長を評価してくれる環境で働くことは、継続したキャリアアップにつながります。建築を通してオーナー様の夢をかなえる当社の仕事にやりがいを感じながら、ともに高みを目指せる仲間が一人でも増えてくれたらうれしいですね」と中道さん。
施主の夢だけでなく、社員のキャリアアップも全面サポートする丸山工務所。建設業界で働く魅力が詰まった同社なら、自身が思い描く成長を実現できるかもしれませません。
最後に。中道さんに座右の銘を書いていただいた。「継続は力なり」。若干33歳の現場代理人。丸山工務所の力となり、明日も現場に足を運びます。
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